第13話 ページ13
朱斗視点
全身が痛い。
体を思うように動かせない。
でも、未悠の術のお陰で少しは安心できる。
?「朱斗…!」
声が聞こえた方を見てみると、黎がいた。
朱「れ、い…?」
黎「そう、黎。大丈夫か?」
朱「いや…大、丈夫じゃ、ない」
黎「そりゃそうだよな…あんなに派手にやられたんだから…」
?「さて、お主の相手は儂がするかの〜…」
黎「!?…」
黎と会話をしている時に、＜十戒＞の1人がいきなり現れた。
外見は赤くて、背が高い。
口調からして爺だ。
黎「お前は…?」
ガ「仕方があるまい…名乗ってやろう
儂は＜十戒＞「真実」のガランじゃ」
どうやらあの爺はガランと言うらしい。
黎「「真実」…?」
ガ「「真実」というのは戒禁じゃよ…
って、こんな話をしている場合じゃないんじゃ」
黎「え、何で…」
ガランが急に消えたと思ったら、上に移動していた。
そして、武器を構えた。
朱「ま、ずい、黎…!」
ガ「“
ガランは大鎌を連続かつ高速で黎がいる所に突きまくった。
朱「黎…!?」
俺は囲われているから大丈夫だが、黎は大丈夫じゃないはずだ。
あの状態だと直で喰らっていただろう。
…だが。
黎「…“
ガ「何っ!?」
黎は生きていた。
まさか、あの状況から抜け出せたとは思わなかった。
朱「生きてた、のか…?」
黎「勝手に殺すなっつの」
ガ「な、何故じゃ…!
黎「ギリギリで避けたんだよ」
すると、急にガランが笑い出した。
ガ「カッカッカ、こいつは楽しめそうじゃわい…!」
朱「黎…頑張れよ」
黎「…あぁ」
咲夜視点
レ「ついに、始まったのね…」
優「私達はどう動けばいいの…?」
もし全員バラバラになったとすると、敵が来た時に1、2人で戦うことになる。
だとしたら、とりあえず皆で固まっていた方が安全だ。
咲「とりあえずここにいる全員で固まっていた方がいいわ」
文「その方が安全ですからね」
?「それは、どうだろうな」
全員「!?」
この声は…?
チ「ど…どういうことだ…?」
?「集団でいればいるほど目立ちやすくなるだろ…?」
?「そして、狙われやすくもなる」
別の誰かが言葉を加えた。
Aと同レベルの威圧感だ。
フ「2人も…!?」
ア「2人だけでも、凄い魔力ね…」
流石＜十戒＞といった所か。
アリスが言った通り、とてつもない魔力だ。
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雪夢(プロフ) - エリナさん» 全然大丈夫だよー、指摘してくれてありがとう (2018年9月24日 14時) (
レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - あ…確かに見間違いだ…すいませんでしたー！○|￣|＿ (2018年9月24日 12時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» え、マジ？ちょっと落ち着いて深呼吸してから見てみる (2018年9月24日 12時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ごめん多分漢字がめっちゃ似てるから見間違いだと…でも指摘のお陰で誤字った所直せたありがとう (2018年9月23日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» あ、え、マジ?見てこよう (2018年9月23日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪夢 | 作成日時：2018年6月24日 20時
