小さな救世主

ご ページ5

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しばらく考えてようやく気がついた。もしかしてこの家人が近づかないようにしてるんじゃないか。って









それならば……



こっちにだってプライドってもんがある。

家の中に入れてもらうくらいできないと。









草の上にスケッチブックを広げて鉛筆で家の見取り図を描いて一人作戦会議。









『 うーん…』







それから少しして何とか見取り図はできたもののどうしよう。









鼻の下に鉛筆を挟んで腕を組む。


何でこんなポーズしてるかって？？そりゃあ何か思い浮かびそうだからでしょ！！！









…「 おっ、絵上手やね。 」





『 いやいや、そんな。ありがとうございます。自分的にはまだまだなんですけどね。』






…「 何でそない謙虚なん？？笑

自分ほんま面白いんやな。」








『 それほどでも…、、、って。、』







ん？“ そない？” “ ほんま ？” 私の友達、関西人なんていたっけ、









…「 ははっ、自分心の声ダダ漏れやで？笑 」









『 えっ！！？だっ、だれ！？』









慌てて顔を上げると私の絵をひたすら眺めている知らない人

髪の毛は 茶髪で 唇 がなんだか印象的









通りすがりの人かな…？









…「 ほんで？俺らん家になんか用ですか？？」









『 えっ？俺らん家？ってことは……

このお家の方ですか！！！！！！！』

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