【ハイキュー】京都弁系男子は宮城の大学に通ってます【男主】

９話 ページ9

今は練習試合が終わり、片付けをしている最中

俺も手伝ったりして選手達に話しかけて回っているところだった


「せやなぁ、もっと日向くんを早く止めたかったらステップ練習しといた方がええで」


「わかりました！ありがとうございます！！」


「ええよー、気にせんといてっ」


自分からもっと安定したブロックのコツを聞いてきた音駒の犬岡くん

いやー、関心関心っ。やっぱやる気のある高校生は多いわなぁ


「･･･そんなに話したいなら行けばいいじゃん」


「それが無理だから行かないんだろ！？」


「？なにが無理なんー？」


「うわぁあああああああああっ」


「え、そない驚かなくても」


なにやらこそこそ話をしている２人に話しかけると盛大に驚かれる

２人とは、音駒のプリンくんと同じく音駒の主将くんだった

トサカ･･･えらいこっちゃ･･･←


「ほら、いい機会じゃん」


「ちょっとまて、やばい、死ぬぅぅううううう」


「すみません、なんかクロ･･･このトサカにアドバイスを一言」


そういって俺の方に主将くんを差し出すプリンくん

え、アドバイス？


「一通りは出来てはるよ、ブロックも上手いし、その身長でレシーブも上手いし１人時間差もお見事やったしなぁ

ただもうちょっとトスの練習してみたらどうやね、したらコントロール力も一緒に身につくと･･･」


「あ、ありがとうございます！！」


「えっ？お、おん」


主将くんは一度頭を下げてから脱兎の如くどこかへいってしまう

元気やなぁ、高校生･･･


「･･･昔から、クロは高良田さんに憧れてたんです」


「クロ？あぁ、あの主将くん？でも俺が出始めたたのはつい最近やで」


「中・高校、結構な強豪にいましたよね。その時のプレーが一瞬テレビ画面に映ったことがあるらしく、その時にもっと知りたい、って」


「･･･なんか恥ずかしいわなぁ」


「そうですか？１人時間差だって、あなたの見て覚えたんですよ」


失礼します、そう言って去っていくプリンくん








「･･･じゃあ、中坊の頃のプレイ見られて･･･？うっわはずっ！！！」

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