【ハイキュー】京都弁系男子は宮城の大学に通ってます【男主】

８話 ページ8

試合終盤、俺はマネージャーちゃんとスポドリを作っていた


「あ･･･そういえば俺、マネージャーちゃんの名前知らんのやけど」


「･･･清水潔子です」


「おぉ、かいらしい名前やなぁ」


「かいらしい？」


「可愛らしい、って意味」


「え、あ･･･ありがとうござい、ます」


そう言うて清水ちゃんの作業のスピードが一段速くなった、動揺しとる･･･

宮城の女子レベル高いわ、こっちきてよかったー

全部作り終わり、ボックスにボトルを入れる。やっぱし結構多いなぁ


「･･･試合終わったみたいです」


「お、ほな行こっかいな」


「私一つ持ちますよ」


「ええのええの、気にせんといて！」


女の子に重たい物持たせる男が居るかいな、それも年下の女の子に

あっ、今更やけど、タイーホされへんかな！？こんなおっさんと若い美女が一緒に居って･･･

･･･そしたら先に繋心さんがタイーホされとるか←


「あ、高良田くん！ありがとうございます！」


「ありがとなA」


「「「あざーっす！！！」」」


「おん、お礼なら清水ちゃんに言うてなー」


清水ちゃんにお礼を言う声を聞きながらボックスを下に置き、音駒の方に持っていく

そういえば音駒はいい選手が多かったなぁ

これは強敵になりそうやでぇ繋心さん


「お、Aありがとな」


「「「あざーっす！！！」」」


「いえいえー、後で烏野のマネージャーちゃんにもお礼言うてな」


「ほっほっほっ、こいつらに話しかけられると思うか？」


「･･･がんばれー」


「さすが日本代表！鬼だ！」


その言葉を猫又さんに言うてやってと猫又さんをみると、満面の笑みを返された

嫌な予感･･･


「よしA、一言」


「やっぱあんたのほうが鬼ですえ･･･」


無茶振りされるとは思ってたけんど！と溜息を吐く

せやなぁ、言いたいことは山ほどあるけんど


「やっぱレシーブ上手いわな、昔変わってあらへんし強力な武器になると思う。けんど、君ら馬鹿正直過ぎるわ。それが武器になっとる所もあるのだろうけど、ちょっとだけ変則的なことやってみたら面白くなるで？

ハンデキャップを武器にしたほうが有利に立てる」


そう話すと首を傾げているのが数名、やる気満々の奴等が数名、分かっているのだけれど無気力な男子一名が出てきた

わー、プリン頭くん技術凄いんにやる気なさそうやなー


「ま、俺も時間あったら試合見に行くわ。がんばり！」


「「「うっす！！！」」」

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