【ハイキュー】京都弁系男子は宮城の大学に通ってます【男主】

４話 ページ4

「もうそれでくたくたやねん・・・後半からいきますわ・・・」


『お、おう。じゃあ１２時くらいに来いよ？』


布団の中、重たい体を敷布団に預けながらも繋心さんとの電話を切る

あー赤井沢さんえげつないわ・・・

６日間連続でスパイク練習に付き合わされたため、腕が今浮腫んでる。まぁ若のスパイクよりは痛くあらへんけど

でも痛いもんは痛いんやぁあああ！！！


はっ、寝てしもうた！←

今何時やと時計を見てみるともうすぐでお昼ごろ、繋心さんが言っていた時間帯だ

んじゃあ行かはりますか

赤くなる腕を隠すため、長袖のパーカーを着て行く。これで繋心にも気づかれへんやろ

心地のええボールの音が響く体育館

えーっと、こっからでええんかな？

そう扉を開けてみると体育館の二階が目の前に広がり、一階で試合が行われていた。おーやってるやってる

久しぶりに見る「烏対猫 ゴミ捨て場の決戦」。お手並み拝見とい



ずばんっ！！


「・・・はっ！？」


「あ？・・・おいA！！来てるんだったら声くらいかけろ！！」


「わっ、か、堪忍！それよかなんや今の、速攻！？」


「わっははは！！まあ見てろって！！」


そう誇らしげに笑う繋心さん、うっわなんか腹立つ

それから３本くらい変な速攻を決めてローテが回った後、今度はタイミングがあってへんようだった

んー・・・近くで見てあらへんからわからんけど、１０番くんドへたくそやな

じゃあタイミング合わせとるんは９番くんかいな？うーん・・・


「お、坊主！お前でかくなったなぁ！！」


「げっ・・・お、お久しぶりですぅ」


「げってなんだげって」


話しかけてきはったのは町内会の方々、前に一回宮城にきたことがあんねんけど

そのとき散々弄られはったから苦手意識が半端があらへん


「今大学行ってるんだってな、バレーボールやってんのか？」


「まぁ、ぼちぼちとぉ」


それからいろいろ雑談しながらも観戦し、試合が終わる

はぁぁ、やっと開放される・・・


「おいA！お前降りて来い！」


「おん、りょーかい」

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