【ハイキュー】京都弁系男子は宮城の大学に通ってます【男主】

１１話 ページ11

「ちーきーしーまーさーん」


次の練習日、体育館に入って真っ先に向かった所は月島さんのところ


「月島だからな･･・どうだった？久しぶりの休日は！」


「あんま休日って感じしませんでした」


「そ、そう」


なんか、お疲れ様･･・うす･･・

そんな少し暗い会話をしているとうっさいあの人の声が聞こえてくる

相変わらず馬鹿でかい声してはりますね･･・


「赤井沢さんうっさいです」


「お前の『ちきしまさん』には負けるわ」


「じゃあかしぃ！！」


ボールを手に取りスパイクしてみるも上手くレシーブで返される

それをトスで返し赤井沢さんがスパイクを決めて、それを俺がレシーブするという･･・

突然始まるラリーっていうな！！


「落としたら月島の家に一泊な」


「それ俺の罰ゲームじゃないですか！？」


どうせならAが落して！月島さんのその言葉を片耳に入れながらもラリーを続ける

すんません、俺負けるのごっつ嫌なタイプなんよっ！


「ここはジャパンの意地見せたりますわ！！」


「だが阻止する！！」


「それを阻止する！！」


「いいぞ赤井沢ー、若造ぶっ倒せー」


「負けるなAっ！」


「赤井沢の将来ハゲー！」


「うるせぇ！！」


どんどんと観客が増えていく中、叫び声はまだまだ続く

まあ暴言ばっかの叫びなんやけどね！！


「ちょっとまてっ、俺の家に一泊ってそんなに嫌なのか！？」


「お前んとこの弟なんか怖ぇんだもん！！」


「なんでですか！？」


「冷静っていうか目つき！！そしてあの無愛想な対応！！」


「目つきが悪いと勘違いされるのは眼鏡のせいです！無愛想だから可愛い！！」


溺愛しすぎやないか！？と思いながらもボールを拾う

まだまだ行ける･･・っ

･･・ってあれ？眼鏡･･・無愛想･･・


「月島さぁんっ」


「なに？」


「弟さんっ、もしかしてですけど！･･・烏野に通ってます？」


「･･・え！？なんで知ってるの！？」


え･･・









ズダァンッ！！！！！



「よっっっっっっしゃあああああああああ！！！！！」


「ああああああああああ！！！！？？？？」


「えええええええええええええええ」


「てめぇら練習しやがれええええええ！！！！！」


「「「すんません監督！！！」」」

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