ドS系男子太陽くんと可愛い系男子フェイくんと平凡を望む少女【雨宮太陽&フェイ・ルーン】

30話 * 別れ ページ34

手紙のことは忘れようと本を読み始めるものの、全く効果なし。


「ねぇフェイー･･･」


フェイ「･･･ん？」


「フェイはどうして雷門に来たの??」


フェイ「････！サ、サッカーを守るためだよ」


太陽「そっか、Aは知らなかったっけ。実は…」


.


.


「じゃ、じゃあフェイはこの時代の人じゃないの……!??」


フェイ「・・・うん。」


太陽「・・・。」


「じゃあ…いつかはお別れが来るんだね…」


フェイ「･･･そうだね」


「残りの時間!!大切にしようね!!!」


フェイ「・・・!!うんっ＾＾」


.


.


.


.


太陽「フェイ。」


フェイ「何？」


太陽「君は……Aを監視するために来たんだよね」


フェイ「!!!どうしてそれを……!?」


太陽「ごめんね、見ちゃったんだ。フェイがAのお父さんと話してる所。」


フェイ「・・・。」


太陽「だけどフェイはAに恋をしてしまった。

拒否感が湧きながらもAのお父さんの言う通りに家の場所、毎日の行動を伝えていた……

こんなとこ？」


フェイ「・・・。」


太陽「Aに知られたらどうするつもり？」


フェイ「僕はっ……Aといずれ別れるんだ……そんな事……

どうでもいいはずなのにっ………」


太陽「そう。Aには言わないから。おやすみ。」


フェイ「･･････。」

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