ドS系男子太陽くんと可愛い系男子フェイくんと平凡を望む少女【雨宮太陽&フェイ・ルーン】

24話 * 君の涙はもう見たくない ページ27

・・翌日・・


面会は明日からか……
憂鬱な気分になりながら教室の黒板を見つめる。


でもそんな気分もフェイが和らげてくれるんだよね///


まぁ今は朝練でいないけどね…、、


男子「A…お前桜田先輩に何かされてねぇか？今桜田先輩がAの事が好きって噂立ってるぞ…」


「桜田？だれ？」


女子「知らないの!?超絶女たらしで学校一不良で…」


男子「告白を断ればひどい目にあわされるらしいよ…」


女子「気を付けてね!!」


「う、うん、ありがとう…」


ガラガラッ!!!乱暴に開けられたドアに皆が注目する。


桜田「奥村A!!!」


男子「噂をすれば…」


「奥村Aは私ですが。」


女子「ちょ!?」


桜田「来い。」


強引に引っ張り旧校舎裏まで連れていかれた。

整備されてない旧校舎裏は草が覆い繁っている。


桜田「俺と付き合え。」


「お断りします。」


桜田「そうか。」


ｯﾀﾞﾝ!!


「いったｯ……!?やっ!!やめっ!!!」


ビリッ!!


私の服を破られ、下着があらわになる。


「いやぁぁぁぁぁ!!!!」


桜田「俺と付き合うってんならやめてもいいけどなぁ??」


「嫌っだ!!!」


ｶﾞﾝｯ!!!!


桜田「がっ!?!?!!」


「サッカーボール……??」


京介「テメェッ……」


「京ッ…介……!?」


桜田「一年のくせにでしゃばってんじゃねぇよ…あ"ぁ"!?!?」


京介「Aを解放しろ」


桜田「は!!誰がはいどうぞってするかよ!!!!ぐっ!?!!」


またサッカーボール……


フェイ「ねぇ君………誰だか知らないけど僕のAに手を出した事、後悔するといいよ……」


「フェイっ…ぐすっ……」


フェイ「Aの泣き顔なんか見たくないんだよ。今すぐAを離さないと…」


フェイは足を上げ…

ｯﾊﾟｧｧﾝ!!!!!!


サッカーボールが勢いよく破裂した。


フェイの本気で怒った顔……怖い……


桜田「ッチ……」


京介「逃がすか!!!」


フェイ「剣城。」


京介「でもっ……」


フェイ「Aが助かったんだ。いいんだよ」


私の方へ歩みよりごめんね、と小さくつぶやき私を抱き締めた。


その温かさだけで十分で…私はまたフェイの腕の中で泣いていた。

京介も立ち去ることなくそれを見守っていた

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