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エクボ「お前はそれで良いかもしれないが…それに対してモブはどうだ?地味な性格、冴えない日常。超能力のないお前に魅力なんかあると思うか?」
貴「ちょっと!言い過ぎなんじゃないの!?」
モブ「…でも、」
ーーーーーー
『いいか。よく聞け。俺達は人とは違う特別な力を生まれ持ったわけだが決して自分を特別な存在だと勘違いしてはいけない。
力に自信を持つのはいいが驕ってはいかんぞ俺達の力は使い方次第で凶器にもなる。刃物と同じだ
…刃物でやっちゃいけないことといえば何だ?』
貴『硬いものを切ったら折れるからだめー!』
『まぁ…それもそうだが…』
モブ『人に…向ける?』
『よくわかってんじゃねぇか。肝に銘じておけ』
霊『それが特別な力を持つ俺達のモラルだ』
ーーーーーーーー
あっ、言ってたわそんな事。
良いこと言った風だけど、
あいつインチキだからね…
まぁあの時は小学生ぐらいだったから、変なこと言ってたけど。
モブ「とにかく喧嘩には使わない。それに僕は超能力に頼った生き方はしたくない。自分の中の他の魅力を探すんだ。筋トレだって始めたし…僕は変わるんだ…っ!!」
油断して話してると、花沢くんがこっちに向けて思いっきり攻撃をしてきた。
気づくと、モブが花沢くんの人形のように飛ばされて、プールに入れられ、動かされている。
貴「モブ!!!」
テル「今度はどうだ!?全体重を乗せた念動タックルだ!超能力を使わない生き方だと!?フン!馬鹿だな!」
我慢できなくなって私も超能力を出そうと…
貴「…」
『こいつ!!人に向けて出しやがった!!』
『血が!血が出てる!!!』
『化け物!!こっちに来んな!!』
…やらない。
もう…あんなの、懲り懲りだよ…
貴「…」
テル「なんだ!?お前も使わないのか!!
わざわざ凡人共に合わせて生きる必要なんてないのに!」
そういって私は必死にバリアを張ったが、花沢くんのものすごい力に、すぐ弾かれてしまった。
貴「ァガッ!!」
地面に強く打ち付けられる。
バリアを張ったおかげで、少しは良いけど、
めちゃくちゃ体が痛い。
テル「僕の力の前では腕力も学力も法律すら無力だ!
僕は特別な存在!この世界の中心なんだよ!」
そんな声が聞こえ、どうしてそんなに…とも思えてくるほどだった。
エクボ「…たくしょうがねぇな。なぁ坊や。今回は引き分けで納得してくれねぇか?」
ついにエクボが声を出した。
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UMINA(プロフ) - ふぉーりみ好きです!!!!うわぁぁぁあモブくんの絵見た瞬間発狂しましたもん((((( (2017年8月4日 23時) (レス) id: 1e6e2b2475 (このIDを非表示/違反報告)
ロイちゃん(プロフ) - あちさん» ままままじですか!!!ウワアアアア…めちゃくちゃ語りたい…!!!!頑張ります!! (2016年9月17日 23時) (レス) id: bae9f1ae1f (このIDを非表示/違反報告)
あち - わにまもふぉーりみも大好きでっす!! 頑張って下さい!! (2016年9月17日 22時) (レス) id: 526f848dda (このIDを非表示/違反報告)
ロイちゃん(プロフ) - 砂糖さん» そんな風にいって貰えて本当に嬉しいです!!更新するしかない!!夏休み終わるのしんどいですよね…お互い頑張りましょう! (2016年8月26日 17時) (レス) id: bae9f1ae1f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - 夏休み終わってロイさんの小説がもう、楽しみで早く帰ってきましたw読んでて本当楽しいですね!これからも頑張ってください!! (2016年8月26日 17時) (レス) id: 6bfaf94634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロイちゃん | 作成日時:2016年8月8日 14時