6 不調和 〜最近の中学生はすごい〜 ページ21
霊「それではこれより降霊の儀を執り行います」
部屋は真っ暗。
この儀式は、最近霊幻さんが始めた死者と会話をするサービスだ。
もちろん、
「お…親父なのか！？この俺が分かるか？」
霊「おお〜。ヒトシよ…」
貴「ぶっっっ！！！！」
モブ「Aさん！！！」コソッ
詐欺だ。
霊「まさか再びお前の顔が見れる日が来ようとは…」
霊幻さんの素晴らしい演技に笑いが止まらない。
それに追い打ちをかけるように、
「親父…いつの間にそんなに日本語喋れるようになったんだ？」
霊「はい。一旦ログアウトしまーす」
貴「ぐぉふぉっっっ！！！wwww」
モブ「静かに！！！」
ログアウト！？何ログアウトって！！？
やばい、声殺してるけど
腹痛い…死ぬ…しんど
霊「すみませんね。なんか電波悪くて。満足しましたか？」
そうすると信じられない！という顔で
もう一回呼べと男は言った。
どうやらその男の父は日本出身ではなく、アメリカ出身らしい。
霊「外国語は全て自動翻訳されます。これは霊の言語周波数をアレする高等技術ですが追加料金は発生しません」
「スゴイ！でもボクは英語でもOKです！」
なんかすごく賢いこと言うな…え、もしかしてもう一回やるのかな？？
霊「それでは…Oh！ヒトシ！元気にしてマースカ？」
貴「んぐふぅっっっ！！！！！」
モブ「…」バシッ
貴「いたっ！」
ついにモブに叩かれてしまった…
いや…これ抑える方がしんどいから…
「日本語だ…まぁいいか。親父覚えてるか？小さい頃Ballで遊んでてさ…一緒にやったよな。当時流行ってたteleviの…久しぶりに見せてくれよ！」
男がそう言うと、ある某こども名探偵のお父さんのように眠っていた霊幻さんがへんなポーズを決める。
貴「ふぁーーっ！！！」
笑いが最高潮に達し、私はその場に手をつき笑い転げてしまった。
モブ「…Aさん…吐きますか…？」
モブの天然発言さえ面白く聞こえる。
貴「ひぃ…も、もう殺さないでひひひっ…」
モブは心配そうに背中をさすってくれる。
優しいね。めちゃくちゃ面白いよ。死にそう…
霊「パスワードは「HATARAKIMASAI」だ！」
しばらくすると、その言葉と人を殴る「パァン！」という爽快な音が部屋に響く。
何が起きたのかと思って霊幻さんの方を見ると、男が倒れていた。
霊「しまった！依頼人の意識がログアウトした！」
モブ「気絶しちゃったんですか！？この人…」
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UMINA(プロフ) - ふぉーりみ好きです！！！！うわぁぁぁあモブくんの絵見た瞬間発狂しましたもん((((( (2017年8月4日 23時) (
レス) id: 1e6e2b2475 (このIDを非表示/違反報告)
ロイちゃん(プロフ) - あちさん» ままままじですか！！！ｳﾜｱｱｱｱ…めちゃくちゃ語りたい…！！！！頑張ります！！ (2016年9月17日 23時) (レス) id: bae9f1ae1f (このIDを非表示/違反報告)
あち - わにまもふぉーりみも大好きでっす!! 頑張って下さい！！ (2016年9月17日 22時) (レス) id: 526f848dda (このIDを非表示/違反報告)
ロイちゃん(プロフ) - 砂糖さん» そんな風にいって貰えて本当に嬉しいです！！更新するしかない！！夏休み終わるのしんどいですよね…お互い頑張りましょう！ (2016年8月26日 17時) (レス) id: bae9f1ae1f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - 夏休み終わってロイさんの小説がもう、楽しみで早く帰ってきましたw読んでて本当楽しいですね！これからも頑張ってください！！ (2016年8月26日 17時) (レス) id: 6bfaf94634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロイちゃん | 作成日時：2016年8月8日 14時
