16 ページ17
.
朝
ゾ「…それで、昨日の奴は何だったんだ？」
朝食を食べた後 ゾロが そう私に問いかけた
因みに、呼び方は 皆 呼び捨てで呼んでいいとの事で 違和感しかないけど 呼び捨てで呼ばせてもらっている
皆も、うんうんと 頷いて視線を私に集めた
『昨日の、彼奴は エメロン･ジニー と言って 兄の親友だった人、そして』
ウ「そ、そして…？」
『…私の実兄 リリー･ジュン を殺した 大本人』
ル「お前の兄ちゃん殺した奴！？？」
ナ「あなた、彼奴のこと お兄ちゃんって呼んでたけど…」
『あれは… あの時は、ああ呼ばなきゃいけなかったし 小さい頃はお兄ちゃんの親友でもう1人のお兄ちゃんみたいな感じだったから、でも お兄ちゃんを殺した彼奴を私は二度と兄だなんて思わない 』
サ「Aちゃんのお兄様を殺すなんて…俺は彼奴を許さねぇ！！」
フ「でも、何で その ジニーって野郎は お前の兄貴を殺したんだ？」
『私のお兄ちゃん、 リリー･ジュンは この島で 一番の医者だったの、そして その親友の ジニーも 優秀な医者だった』
お兄ちゃんと ジニーは 優秀な医者で いつも島の人達のために 動いていた
私はそんな2人が大好きで、憧れだった
ー 4年前 ー
ジュン「お、勉強か？」
ジュン 22歳
『お兄ちゃん！』
A 12歳
ジュン「うんうん、よく出来てる」
私のノートを手に取り お兄ちゃんは 嬉しそうに言った
『当たり前だよ、だって お兄ちゃんの妹だもん！』
ジュン「ははは、嬉しいなぁ Aも、医者になるのか？」
『んーん、私はね お勉強沢山して 世界一の看護師になって お兄ちゃんの助手をするの！』
私の夢は 優秀な兄の 助手になる事だ
ジュン「世界一か〜、Aお前ならなれる！」
「俺の助手か〜… 可愛いヤツめ！」
『わ！へへ …』
お兄ちゃんに頭を撫でられるのが、 大好きだった
ジ「おいおい、A、俺の助手はしてくれないのか？」
『ジニーお兄ちゃん！！』
ジニーお兄ちゃんもまた、 私の大好きな人だった
私が、抱きつけば、そのまま抱き上げてくれた
ジュン「おいおい、困るぞ ジニー、Aは俺の妹だ」
ジ「何言ってんだ、ジュン 、血の繋がりなんて関係ねぇよ」
『私、二人の助手になる！』
お兄ちゃんと ジニーお兄ちゃんと 三人で そんな話をするのが大好きだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 954人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カルラ(プロフ) - この小説最高でした。敵サイドがスパンダムなみのど畜生でしたけど、やられたらスカッとしそうですたのしみです。 (2022年9月1日 4時) (
レス) @page25 id: 0c4c2f8b55 (このIDを非表示/違反報告)
On(プロフ) - 未完成。さん» コメントありがとうございます(；；)これからも、よろしくお願いします！更新をもう少しお待ちください♪ (2022年8月11日 10時) (レス) id: 26455ea966 (このIDを非表示/違反報告)
未完成。(プロフ) - 続き楽しみすぎます… (2022年8月11日 9時) (レス) @page16 id: a30b549139 (このIDを非表示/違反報告)
On(プロフ) - グエグエさん» 本当にありがとうございます(；；)凄く、嬉しいです！頑張ります！これからも、よろしくお願いします！ (2022年8月10日 9時) (レス) id: 26455ea966 (このIDを非表示/違反報告)
グエグエ(プロフ) - めっちゃ好きです！私のどタイプ突き抜けてきててやばいです！更新楽しみにしてます！！無理のない程度に頑張ってください！！ (2022年8月10日 8時) (レス) @page15 id: 403aa74004 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる | 作成日時：2022年8月4日 21時
