太 陽 か ら の 贈 り 物

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光side

慧「ここは7と8足したら何になる?」

雄「…15になる」

慧「でしょ?だから__」

二階で洗濯物を干し、下に降りてくると俺からすると十分スパルタ指導な慧先生と雄也と大ちゃんが勉強中

大「ひかちゃん、これやって!」

光「いいよ〜、一緒にやろ?」

大「んっ!」

俺に気付いた大ちゃんは勉強気分じゃなくなったみたいだけど(笑)

慧に"やる気あったのにー…"なんて言われちゃったし

光「じゃあ、ここ水色塗って」

大「水色…?」

光「それそれ、正解」

塗り絵は好きなのに色のレイアウトは絶対に自分でしないんだよね…(笑)

あ、そーだ。いいこと考えた

大「…ん、ぬった」

光「じゃあ、ちょっと貸して」

大「いーよ」

少し枠の広いところに赤の色鉛筆で『あか』と書く

光「これなんて書いてある?」

大「…おか?」

光「これは"あ"ね。だから?」

大「あ…か、あか!」

光「じゃあ、赤どーれだ」

大「えっと…これ!」

光「よし、塗ろう!」

大「ん」

俺のアイディアよくね?(笑)

塗り絵もできるし、色の勉強と文字の勉強まで出来る!



大「できた!」
雄「終わった!」

光「同時フィニッシュ(笑)」

慧「ふぃー、教えるのって疲れるね〜。大ちゃん何してたの?」

大「ぬりえ!ぱぁぱ見て!」

慧「どれどれ」

光「雄也お疲れ」

雄「ノンストップ辛い…」

光「でも、小学校の勉強は完璧にしとけよ。中高ヤバいからね」

雄「脅さないでぇ…」

ある日の月一である休日出勤の宏太が帰ってくるまでのお話

6月6日『保育園』→←6月3日『休日の昼』

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