太 陽 か ら の 贈 り 物

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慧side

大「やったー!入ったー!」

雄「あー、あとちょっとだったぁ…」

慧「大ちゃん、ボール取りに行ける?」

大「いけるー!」

慧「…よし、休憩!」

雄「えぇー」

慧「約束だったでしょ。てか、今度は宏太とやりなよー」

雄「だって宏ちゃん強いんだもん」

慧「俺は弱いってか」

雄「にぃは丁度いいの!強くもないし、弱くもないから!」

それって俺が小四と同じくらいの能力ってことだろ…雄也は褒めてんだろうけど、地味に傷付くからね?

雄「大ちゃん遅いねー」

慧「確かに、何してんだろ」

ボールはとっくに持ってるのにしゃがみ込んでなかなか帰って来ない

慧「大貴ー?何してるのー?」

大「てんと虫!」

慧「何て?(笑)」

大「てんと虫いるの!」

大貴がしゃがみ込んでいるところに行くと、一匹のてんとう虫が

慧「てんとう虫ね(笑)」

大「てんと虫ー!」

雄「何星ー?」

大「あっ…」

慧「行っちゃったねぇ(笑)」

雄也が走ってくるとそれに気付いたのかてんとう虫は飛んでいってしまった

雄「何だった?」

慧「俺もあんま見れなかったからなぁ」

大「なにぼしってなに?」

慧「てんとう虫の背中に点々あったでしょ?」

大「あったよ、5こだった!」

慧「じゃあ、五つ星てんとう虫だね。点々を星って言うの」

大「いつ、てんと…?」

慧「全然言えてなー(笑)」

大「むー、笑っちゃだめ!」

雄「何星が珍しいの?」

慧「なんだろうね」

大「星は空にあるんだよ!」

慧「そうだけどね、」

あっ、そうだ。いい事思いついちゃった(笑)

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