User Unknown1 ページ7
※暗い
※主人公の性格が過激です。
※千空出てこないで司としか話さないよ
未来に希望が持てないことほど辛いことはない
こんなことなら、死んでた方がマシだ
前の私だったらきっとそう思っただろう。
「千空ちゃんは影も形もいなかった」
あさぎりゲンはいつものペラッペラな笑顔で報告した。
Aは石化から起き抜けたばかりの頭をぶんぶんと左右に振った。
冗談じゃない
「死んでるよ〜間違いなくね！」
あさぎりゲンは部屋の主である獅子王司にニコリと笑顔を向けた後、恐ろしく冷たい目でこちらをみてその場を去った。
まるで人殺しの眼だ。
ああ間違いない
ここは人殺しの国だ。
「お前が殺したのか千空を！！」
「おい、取り押さえろ」
無表情に座り込む司の前で取り押さえられたAは気が狂ったかのように声を荒げていた。
「そうか、千空の知り合いだったか、それはすまないことをしたな」
「そんな謝罪はどうでもいい！！」
悪びれもしないこの男。獅子王司は3700年前「霊長類最強」と謳われていた。
敵いもしないこの男に立ち向かう。愚かなことはわかっている。
「千空がお前を生かしたんだろう」
「本来なら死んでたのはお前だったんだろ」
「千空を殺した理由はなんだ？」
「…司さん、こいつ、どうします…？」
ぶつぶつ意味不明なことをいうAに、取り押さえる衛兵はざわついていた。
獅子王司は変わらず無表情だった。
「それで？私をどうする？あんたは私に自分を信じろって言うの？」
ハハハ！と不快感を顕にして笑うAを見据え、獅子王司は無言でゆっくり立ち上がると、Aを取り押さえている近衛兵の動きを止めさせた。
「うん、僕の予想通り君の先見の明は鋭く、かなり危ういね」
「でも、殺すわけにはいかないな 幽閉しておこうか」
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たいやき(プロフ) - 小麦粉さん» ありがとうございます！何か思いついたらまた更新できるようにします！ (2019年12月16日 3時) (
レス) id: 19c5eaa8c0 (このIDを非表示/違反報告)
小麦粉(プロフ) - はしまして！全作品読ませてもらいました！凄い好みで読めて嬉しかったです。続きを待ってます！ (2019年12月15日 8時) (レス) id: 738efae2c3 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - いちかさん» こちらこそリクエストありがとうございました！感想も嬉しいです！^_^ (2019年11月29日 6時) (レス) id: 19c5eaa8c0 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - たいやきさん» こんにちは。hとχの続き、読ませて頂きました！こんなに早く上げて頂けるとは…本当にありがとうございました！千空が自分をヒョロガリと称するの可愛いかったです笑 (2019年11月26日 14時) (レス) id: 1198a4bf74 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - いちかさん» ありがとうございます。私も学生時代に想いを馳せたつもりです！笑 リクエストありがとうございます。後ほど書いてみたいと思います！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 19c5eaa8c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たいやき | 作成日時：2019年10月24日 11時
