No.114 演習試験 ページ49
あの後、
オイラの家に移動して勉強会を再開した。
カツキはオイラの家だと
何故か大人しくて
熱心に勉強を教えてくれ、
すごく勉強できた気がする。
その結果
『カツキ!! ほんとーにありがとな、うん!!』
切「爆豪のおかけですげぇ解けた気がする!!」
全部の科目の筆記試験が終わった後
オイラと切島は
満面の笑みでハイタッチを交わす。
爆「この俺が教えたんだ、落ちてたらブッ殺す!!」
『いや、…大丈夫だ! ………多分!!』
爆「多分ってなんだ!! 多分て!!」
まあ、きっと落ちていることはない…
と、信じたい…!
残すは、演習試験だけ。
とりあえず、今日はぐっすり寝ようと
早めに布団に潜り込んだ。
そして、演習試験当日。
相「それじゃあ演習試験を始めていく」
相「この試験でももちろん赤点はある。林間合宿行きたけりゃ、みっともねぇヘマはするなよ」
オイラ達は戦闘服に着替えて
バス停で相澤先生の説明を聞いている。
耳「先生多いな…?」
耳朗がポツリと零したように
相澤先生以外にも
マイク先生、13号先生、セメントス先生などなど
何故か7人もの先生が立っている。
(なーんか、変な感じだな、…うん)
相「諸君なら事前に情報仕入れて、何するか薄々分かってるとは、思うが…」
と、話す相澤先生の首もとが
モゾモゾと不自然に動いている。
(んだ、ありゃ…??)
上「入試みてぇなロボ無双だろ!!」
芦「花火! カレー! 肝試ーーー！！」
「残念!! 諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
相澤先生の首から
ひょっこりと白いネズミのような生き物…
校長先生がでてきた。
瀬「校長先生!」
八「変更って…」
校「それはね…」
よじよじと捕縛布をロープ代わりにして
相澤先生から降りる、校長先生。
相澤先生がいつもと変わらない表情なのが
少し面白い、…うん。
よく見れば
後ろの13号先生が落ちないよう手を出している。
(さすが、13号先生。紳士だな、…うん)
と、変なところで感心してしまう。
校「これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実戦に近い教えを重視するのさ!」
校「というわけで…諸君らにはこれから
チームアップで
ここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」
校長先生のその発言で一気に緊張感が走る。
相「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度……諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表していくぞ」
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たいやき(プロフ) - ミリアさん» コメントに気づかず、返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!こちらは更新ゆっくりになりそうですが、頑張ります!! (2018年2月18日 0時) (
レス) id: 106da89505 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく面白かった作品で大好きです続きがすごく楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年2月9日 20時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たいやき | 作成日時：2018年2月3日 21時
