No.69 ヒーロー殺し ページ4
どうやら刃物男は
ヒーロー殺しと呼ばれているらしい。
そのままソイツとジリジリと睨み合っていると
まだ地面に転がっているイズクが
出「A、轟くん、そいつに血ィ見せちゃ駄目だ!多分、血の経口摂取で相手の自由を奪う!皆やられた!」
と、叫ぶ。
『だから皆動けねぇのか、…うん』
轟「それで刃物か、俺と掘地なら距離保ったまま…」
そう話している途中で
『っ!!』
ナイフがオイラと轟の顔目掛けて飛んでくる。
オイラは顔を逸らして避けたが
轟は頬に掠り傷ができている。
(くそ、轟のやつ血が…)
ヒ「良い友人を持ったじゃないか、インゲニウム」
ヒーロー殺しは一瞬で間合いを詰めてくる。
轟は氷でヒーロー殺しの攻撃をガードしたが
上からヒーロー殺しが投げた刀が飛んでくる。
轟がそれに気を取られた瞬間
ヒーロー殺しは轟の懐に入り込み
頬の血を舐めようとした瞬間
『喝!!!』[どがああああん]
蜘蛛型を投げつけ爆発させる。
ヒーロー殺しは轟から飛び離れそれを回避した。
轟「っぶねえ」
顔を拭いながら轟はさらに氷で追撃する。
『轟、気ぃ抜くなよ』
『こいつ、かなり強ぇ、…うん』
オイラも
轟の攻撃を避けたヒーロー殺しに
追尾タイプのコウモリ型でどんどん攻撃していくが
ヒーロー殺しは素早くそれを避けていく。
そうやって戦っている最中に
飯「何故…3人とも…何故だ…やめてくれよ…」
飯「兄さんの名前を継いだんだ…僕がやらなきゃ、そいつは僕が…」
と、転がっている飯田がそう訴えてくる。
『うっせぇ!!今やめたら、皆やられるぞ!!うん!!』
轟「継いだのか、おかしいな…」
轟は大きな氷の壁を作り出す。
『っち…』
視界を遮られ、思わず舌打ちする。
(すばしっこい奴にこれは駄目だろ、…うん)
(でも、轟のことだ、なんか策でもあんのか?)
いつでも動けるように構えておく。
轟「俺が見たことあるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな。おまえん家も裏じゃ色々あるんだな」
そう轟が喋っていると
轟「!!」
ヒ「己より素早い相手に対し自ら視界を遮る……愚策だ」
ヒーロー殺しに氷壁をバラバラに切り裂かれる。
轟「そりゃどうかな」
と、轟は炎で攻撃しようとするが
『っ!!』
轟「掘地!?」
それより速く、轟の腕にナイフが飛んできたので
咄嗟に自分の腕でそれを受けてガードする。
『んなことより!!上だっ!!』
ヒ「おまえたちも良い…」
真上から
ヒーロー殺しが刀を向けて迫ってきていた。
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たいやき(プロフ) - ミリアさん» コメントに気づかず、返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!こちらは更新ゆっくりになりそうですが、頑張ります!! (2018年2月18日 0時) (
レス) id: 106da89505 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく面白かった作品で大好きです続きがすごく楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年2月9日 20時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たいやき | 作成日時：2018年2月3日 21時
