No.66 ページ1
『な、なにすんだよ!!旦那!!』
サ「小南にお前の写真を送れって言われたんだよ」
ケータイを操作しながら旦那は言った。
『小南!??』
サ「そもそもお前を指名したのだって、小南からの命令だ」
その後に
旦那が説明してくれたことを簡単にまとめると
旦那は大学で小南とリーダーと再開した。
小南とリーダーは
小さい頃からずっと一緒だったが
リーダーに前世の記憶はないらしい。
同じ記憶持ちとして旦那と小南は
大学を卒業してからも連絡を取り合うようになり
先日の雄英体育祭を偶然見ていた小南は
オイラを見つけて
ヒーローの資格を持つ旦那にオイラを指名しろと
いってきたらしい。
『なんで小南はオイラを指名しろって?』
サ「そこまでは知らん。ただ、帰国するとか言ってたから会いたいんじゃねぇのか」
『帰国??!』
聞くと
小南はリーダーともう１人の幼なじみとで
NPO法人の組織を立ち上げ
海外の貧しい国への援助活動を行っているらしい。
『そーいや、旦那がヒーローやってるなんて意外だったぜ、…うん』
サ「傀儡を操るのも個性だなんだ、ギャーギャー煩くてな。個性の自由使用のために資格がいるってだけだ」
サ「あと、敵退治は新作のテストにちょうど良かったしな」
『その敵になることは考えなかったのか?』
サ「“オールマイト”さすがにお前でも知ってるよな?アレのせいで裏世界は生きにくくなってる」
『あー、そういうワケだったのか、…うん』
サ「にしても…」
旦那はオイラをジロジロと見つめてくる。
『なんだよ、旦那』
サ「いや、さらにチビになったと思ってな」
『んな!!』
前世だと
旦那よりは少し高かったのに
女に生まれ、背があまり伸びなかったのもあるが
旦那が15歳で成長を止めてないので
前世より随分と身長が高くなっており
結構、差が開いてしまっている。
『身長はオイラの芸術には関係ないからな!!どうでもいいぜ!!うん!!』
『それより、とっとと職場体験始めてくれよ、旦那!!』
ちょっと図星を突かれて
慌てて話題を変えようと、そう言ったら
サソリの旦那がニヤリと笑った。
(げ、なんか嫌な予感が…)
サ「最近、骨のある敵が少なくてなぁ…」
サ「なかなか試せなかった新作が溜まってるんだ」
部屋のあちこちから傀儡が動き出す音がする。
サ「さあ、職場体験開始だ」
その言葉と同時に
旦那が操る沢山の傀儡が
こちらに飛びかかってくる。
『やっぱり来るんじゃなかったーーー!!!』
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たいやき(プロフ) - ミリアさん» コメントに気づかず、返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!こちらは更新ゆっくりになりそうですが、頑張ります!! (2018年2月18日 0時) (
レス) id: 106da89505 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく面白かった作品で大好きです続きがすごく楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年2月9日 20時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たいやき | 作成日時：2018年2月3日 21時
