七、 ページ8
藤襲山に着くとそこには一面の藤の花が広がっていた。
『わぁ、綺麗...。』
他のみんなも同じように圧倒されていた。
ちらっと義勇くんを盗み見ると彼も藤の花に見惚れていた。ついついじーっとそんな彼に見惚れてしまった。
錆「A、見過ぎだろ。笑」
『えへへ(´∀`*)ついね、つい。』
義 「....?」←気付いてない
「「皆様、今宵は鬼殺隊最終選別にお集まりくださって、ありがとうございます。」」
ついに、始まった。緊張を落ち着かせるため、師範にもらった羽織をぎゅっと握りしめた。
女の子が説明するに7日間、鬼のいる森で生き残れば合格とのことだ。え、そんなの師範なんも言ってくれなかったぞぉおお!!
最終選別の内容を聞き、既に死にかけていた。
錆「おい、A大丈夫か。俺はもう行くぞ。頑張れよ。」
いや、なんでそんな勇敢なんだよぉぉおお!
きっと強いんだろうな、、
『アハハー、アリガトウ。ガンバロウネ』
いや、笑ってる場合じゃない。
『嘘でしょ、いやもう無理なんだけど、ああ、ちゃんと遺書書いとけばよかった、適当に書いちゃったよ、、』
いつまでもぐずぐずしてたら残りの2人になってた。
「おい」
残りのもう1人はなんと義勇くんだった。
『え?義勇くん?』
義「....たぶんAなら大丈夫だよ。みんなで7日後また生きて会おう。じゃあ、またな」
そう言って彼は遠慮がちに手を私の頭に置いてから森へ消えた。
:
:
....え?なにこれ、え?
義勇さんん!??なんちゅう爆弾を投下していくんだ。頭の中はぐちゃぐちゃだ。
....でもおかけで気持ちも落ち着きなんだか大丈夫な気がしてきた。←単純
よし!!またみんなに会うために!頑張るぞ!!!
こうして私も森へとの一歩を踏み出した。
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おまけ
〜出発前〜
錆「おい、義勇。Aのこと男らしく元気付けてやれよ。俺は先に行くからな。ちゃんとするんだぞ。」
義「え、あっおい!」
錆「必ず生きてまた会おう。」
義「ああ。またな」
:
:
:
そしてなんて声をかけようか迷ってたら最後の2人になってしまっていた。
義(頭を撫でるのは違っただろうか、)
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美穂(プロフ) - また更新されるのを楽しみにしてます! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 180cfbbdac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たいやき。 | 作成日時:2020年5月12日 3時