三、 ページ4
翌日
昨日はそこまで考える余裕はなかったけど冷静に考えて禰豆子ちゃんってうちで保護とかしなくていいんだろうか、
とりあえず冨岡さんに会いに行こう!
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ってなわけで冨岡邸前。
『とーみーおーかーさーーん!いらっしゃいますかー?萩原ですー!』
「何の用だ。」
『おはようございます!いきなり来てすみません!昨日の件でちょっとお話ししたいなと思いまして!今大丈夫ですか?』
「問題ない。入れ。」
『ありがとうございます!お邪魔させていただきます。』
任務の話とはいえやっぱり家にお邪魔するのはドキドキしちゃうな、、相変わらず何もないな〜でもそこが冨岡さんらしくていいな〜
「話とはなんだ。」
『あっ!すみません!あの鬼の女の子ってうちで保護とかしなくていいんでしょうか?』
「鱗滝さんのところへ向かわせたから大丈夫だろう。」
『あ、そうですね。』
〜会話終了〜
...いやいやだめだ!もっとがんばれ私!
『そういえば竈門くん!あ、お兄さんの方が冨岡さんに感謝してましたよ!』
「そうか。」
『いや〜あの子すごくいい子でしたよね。早くまた会いたいですね!』
「あぁ。」
〜第二試合終了〜
うん。会話続けるのは難しいよねやっぱ。でもいいよそれでこそ冨岡さんだよ。
『ん?あ、お茶…ありがとうございます!!』
何話そうか考えていたらなんとお茶入れてくれたよ!!優しいな〜
なんて平和な朝なんだ。やっぱ冨岡さんといると落ち着くなぁ〜やっぱり好きだなぁ。
『冨岡さん、好きです。』
「....そうか。」
このやりとり、実はもう日常と化している。
ついつい想いが溢れてよく告白しちゃってるけど、冨岡さんはいつも「そうか。」しか返してくれない。しかも無表情。
完全脈なしオワタ\(^o^)/
自分的にはもう恋人になれるなんてそもそも思ってないし、こうして一緒にお茶飲んだりできるだけでお腹いっぱいだ。いや、希望があればね?そりゃあなりたいけど。
「義勇...指令ジャ....」ヨボヨボ
『あ!寛三郎さん!こんにちはー!すみませんお忙しい時にお邪魔してしまって、もう行きますね!お茶、ありがとうございました!』
「気にするな。」
『ありがとうございます!任務、お気をつけていってらっしゃいませ!』
「あぁ。」
え、この会話めっちゃ夫婦みたいじゃ!?キャー
村田に報告だ〜
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『村田!聞いて!冨岡さんがー ペチャクチャペチャクチャ』
村「ウン、ヨカッタネ。」
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美穂(プロフ) - また更新されるのを楽しみにしてます! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 180cfbbdac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たいやき。 | 作成日時:2020年5月12日 3時