136時間目 ページ9
貴方side
『ただいまー』
ア「おかえりなさーい。あ、ケーキ買ってきたんですけど、食べますか？」
『え！？あ、うん、食べる』
ア「何ケーキにしますか？ショートケーキ、モンブラン、チョコケーキがありますけど…」
『あ、えーっと、残ったのでいいよ。着替えて来る！』
自分の部屋へ戻って、座り込む。
『…やっぱちょっと意識しちゃうなぁ。急に好きだって聞かされると』
ちょっと動揺しているのは確か。とりあえず着替える。落ち着くまで普通に、いつも通りに。
『もう選んだ？』
ア「はい。Aさんショートケーキでいいですよね？」
『やった！ショートケーキ残ってたの！』
ア「Aさんショートケーキ好きなのくらい分かってますよ。何年一緒にいると思ってるんですか？笑」
『え、あ、それもそうだね！』
何年だろ。えっと大学の時を外したら…5年前後？結構長いなぁ。
よ「ふわ〜…あ、ケーキ」
『翡翠も食べる？余ってるのチョコケーキだけだけど』
よ「食べる。お腹空いたし」
ア「ケーキより先にお昼ご飯なんじゃ？笑」
『まだお昼食べてないの！？もう15時だよ！？』
よ「朝起きて朝飯食べて、そのあとは、えーっと」
『寝たんだね、うん』
流石に呆れる。ヤバいよね。
よ「先にケーキ。後から昼飯」
ア「普通逆なんじゃ…」
『琥珀、もう放っておこう…。付いてけないわ…』
未だに翡翠がどんな生命体かが分からない。あ、人間だ。
『美味しかった。ご馳走様でした』
部屋に戻ろう。ちょっとゆっくりしたい。
部屋に戻って、ベッドにダイビング。布団がふわふわして気持ちいい。
『琥珀と翡翠も私の事好きなんだなぁ…全然分からなかった…』
特に翡翠。何考えてるか全然分からないし、謎。
『ちょっと待って、翡翠前に…』
《俺はAちゃんが好き》
『この好きって…まさか…！？』
私は友達としての「好き」だと思ってたけど、翡翠にとっては別の「好き」だったのかも。
『うーん…突然言われても急に恋愛対象として見れないよなぁ…』
ただの生徒。ただの友達。ってずっと思ってた。でも皆は違った。
『私…どうしたらいいの？』
頭がパニックになる。…いや、まだまだ時間はある。今考えなくてもいい。また今度、ゆっくり。
とりあえずバレンタインは普通に友チョコとして渡そう、うん。
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白黒猫(プロフ) - わらるめさん» 今まで読んで頂きありがとうございました！その後はその内…忘れた頃に書こうと思いますw (2017年8月6日 20時) (
レス) id: 388eec0ba6 (このIDを非表示/違反報告)
わらるめ - 完結おめです！！！あかが民の私としてはこれを見つけてから更新がほんとに楽しみでした！！その後、期待しています！！ (2017年8月2日 22時) (レス) id: 70634deff2 (このIDを非表示/違反報告)
白黒猫(プロフ) - 陽花里さん» 今まで読んで頂きありがとうございました！気が向いたらその後的なの書きたいです…！ (2017年8月1日 18時) (レス) id: 388eec0ba6 (このIDを非表示/違反報告)
白黒猫(プロフ) - tyokoさん» 今まで読んで頂きありがとうございました！素晴らしい小説と言って頂きとても嬉しいです！ (2017年8月1日 18時) (レス) id: 388eec0ba6 (このIDを非表示/違反報告)
陽花里(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！次回作まってます！wその後、すっごく気になります！クミさんも気になります！ (2017年7月31日 21時) (レス) id: 0a6094044c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白黒猫 | 作成日時：2017年6月15日 23時
