67時間目 ページ37
貴方side
2日目。
私は午前中休みである。
いぇーい。
そうだ、ともくんのクラス行こう。
昨日の美味しかったし。
『着いたー』
やっぱり2日目だから人多い。
私の分、あるかな…。
『にしてもすっごい人気。流石』
よし。私の番。
ソ「いらっしゃいませ…あ、Aさん！」
『や、空ちゃん』
ソ「来てくれたんですね！」
『うん。昨日食べてめっちゃ美味しかったから』
ソ「どれにしますか？」
そうだな…昨日食べたシフォンケーキとクッキーは確定。
あとは…
『何これ？』
ソ「これですか？生チョコです」
『じゃあこれとこれとこれ』
ソ「600円です」
『はい』
ソ「ありがとうございました！」
これ明日の朝ごはんにしよ。
生チョコは今食べよう。
『…美味っ』
生チョコ美味い。
w「何食べてると？」
『…や、wato君』
w「俺も1個ちょーだいっ！」
そう言って袋から勝手に食べた。
『ちょ！』
w「めっちゃ美味いやん！どこの？」
『ともくんとこ。つまみ食いしないでよ…』
折角ゆっくり食べたかったのに…。
w「今度どこか連れてくから許して！」
『…はいはい。しょうがないな』
w「せんせーありがとー！」
wato君っていつでも元気だな。
見習いたいわ。
w「せんせ、昨日大丈夫なん？」
『うっ…』
wato君も知っているのか。
w「凄かったって聞いたけん！」
『本当にやめて。思い出したくないから…』
これはしばらくいじられそう。
『じゃあね』
w「バイバーイ」
…生チョコ無くなってるし。
まあ美味しかったからいいや。
欲を言えばあと少し食べたかったな〜…。
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作者名：白黒猫 | 作成日時：2016年10月5日 12時
