62時間目 ページ32
貴方side
午後の部スタート。
私は今日はフル。
明日は午前が休み。
ふざけてるだろが。
何か楽しい事起きないかなー？
客A「ふざっけんじゃねーよ！」
生徒「いや、その…」
楽しい事起きた！
じゃねーよ！
これ事件でしょ、事件。
生徒1「どうかしましたか！？」
客A「どうかしたかってクッキーに虫入ってんだよ！」
客B「うんうん！」
客A「どうしてくれんだよ！？」
うっざ。
よ「他のお客さんびっくりしてるよ…」
『マジ卍。ふざけんな』
小声で言ったはずなのに。
客B「誰だ！？兄貴にふざけんなって言ったやつは！？」
聞こえてましたー(棒)
すると琥珀が、
ア「だ、誰が言ったんでしょう…？早めに謝らないと…」
『はーい私でーす』
全「！？」
よ「…マジで？」
『マジ。こっからは皆口出し禁止』
この問題は私が解決する。
客B「お前か！兄貴にふざけてるって言ったやつは！」
『うっさい。アンタじゃなくて兄貴と話させて』
客B「なんだと！？」
客A「落ち着け。嬢ちゃん、話したいことは何だ」
『その問題のクッキー見ていい？』
客A「ああ！」
クッキーを数秒観察。
『はいはい。アンタら嘘ついたねー』
客A「なんだと！？」
『虫入ってるって言ってるけどさ、この虫生きてるよ？』
客B「…はあ！？」
客A「おい！殺したはずじゃなかったのかよ！？」
『はいボロでたーw』
客AB「あ」
ホントは虫死んでたよ。
こんな簡単な罠にハマるとかw
客B「ふざけんな！だいたい高校生なんだから敬語くらい使え！」
話変えた。
まあいい。
『では、私が今思ってる事を言わせていただきます』
客A「お、敬語は使えるのか」
『たいそう賑やかなご様子でいらっしゃいますところ誠に恐縮でございますが、ご逝去遊ばせていただければ幸甚に存じます！』
爽やかな笑顔で言った。
客A「何て言ったんだ？」
客B「さ、さあ…？何て言ったんだ？」
『うっせーな、てめぇ死ね！でございます！』
ネットで見つけた。
客A「なんだと！？生意気な！？」
『ところでお客様はおいくつですか？』
客B「俺が20、兄貴が21。それが何だ！？」
『なあんだ！敬語使わなくて良かったじゃん！』
客A「どういう意味だ」
ネタバラシと行こう。
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作者名：白黒猫 | 作成日時：2016年10月5日 12時
