60時間目 ページ30
貴方side
いよいよ制服喫茶が開店。
一応手作りの食べ物、飲み物もある。
料理が得意な女子、男子がやってくれた。
昼が近くなれば、簡単な料理を出すそうだ。
さっき聞いた。
いや相談しろよ！
そんな事を考えていたら、お客さんが来た。
生徒「いらっしゃいませ！」
『あ…いらっしゃいませ…』
何かこういうのって苦手。
女子生徒「先生、なるべく生徒に見えるように頑張れ！」
小声でささやかれる。
『あ…うん…』
生徒に見えるようにってどんなのだよ。
客「すみません、注文いいですか？」
私か。
『あ、はい』
そこのテーブルへ行く。
女性2人。高校生くらい。
客「ミックスジュース2つと、クッキーください」
『はい。以上で宜しいですか？』
客「はい」
『かしこまりました。しばらくお待ちください』
紙に注文の商品と代金を書いて、テーブルに置く。
もう1枚の紙にも同じ事を書いて、自分のポケットに入れる。
テーブル番号も書いて。
今の子達優しそうで良かった…。
こう見えて結構人見知り激しいもん。
絶対意外だって思ったでしょ。
よ「がんば」
『…どーも』
人見知りってどうやったら直りますか？
結構混雑してきた。
と「アイクさん！鳥ちゃん！」
ソ「お邪魔してます」
バ「休憩時間なので遊びに来ました」
『げ…』
3年軍団登場。
と「『げ…』はないでしょw」
『何で私がこんな格好しなきゃ分かんない』
ア「席案内しますねw」
3人を席に案内する。
『で、注文は？』
と「俺はコーヒー！」
バ「俺も」
ソ「私も」
『砂糖とかは？一応持って来ようか？』
ソ「一応お願いしますw」
『以上でおけ？』
と「あとクッキー！」
『了解』
クッキー人気だな。
まあ、女子特製のクッキーだもんね。
さっき食べたけどめっちゃ美味しかった。
さす女子。
飲み物とクッキーを持って3人のテーブルへ。
ちょっと慣れた(早っ)
持って行くと、見覚えのない…いや、ある。
あの子だ。
沖縄、夏祭りの時の子！
と「あ、来た来た！」
『やっと会えた。貴方誰！？』
と「やっぱりそうなるよねw」
『ホント誰。沖縄、夏祭りの時の目線怖かったんだから』
？「ゴメンなさい」
『で、結局誰なの？』
早く教えろよ。
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作者名：白黒猫 | 作成日時：2016年10月5日 12時
