57時間目 ページ27
貴方side
女子生徒1「先生、服決めるね！」
『はいはい』
女子生徒2「先生はカッコイイ服希望で合ってる？」
『うん。可愛い系のは苦手だから…』
女子生徒3「そうだな〜…あ、制服とかどうですか？」
『制服！？』
女子2「制服喫茶にしようかなって！」
『いくらなんでも制服は…』
女子3「制服は制服でもアニメとかの制服を作ったりするんです！例えばこんなのです！」
『どれどれ…お、カッコイイ』
意外とアニメの制服ってカッコイイじゃん。
『でも、この服どうするの？』
予算もあるし。
女子生徒4「クラスにさ、アニメ好きで制服とか集めてる子いたよね。借りれるかな？」
ものすごい偶然。
女子生徒1「じゃあ確認して！」
『で、制服決定？』
女子生徒2「ほぼ決定です！」
『オッケー。もう大丈夫？』
女子生徒2「はい！ありがとうございました！」
制服ねぇ…。
いい大人が制服だよ？
ク「あ、A」
『お、クミちゃん』
ク「そっちコスプレ喫茶だってね。鳥ちゃんから聞いたよ」
『まあねwただ、私が異質かなーって…』
ク「何、そんなにおかしいの？」
『アニメ制服。何か他の子と比べたらおかしくなりそう』
ク「え、おかしくならないでしょ？大丈夫大丈夫！それがコスプレ喫茶の醍醐味！」
『ホントに？』
ク「ホント！Aは高校生っぽいんだから！」
ディスられてるような気がするのは気のせい？
ク「まあ、Aだったら大丈夫」
『不安しかない』
ク「楽しみにしてる」
『楽しみにしないで』
ホント最悪…。
『あ〜最悪。いい大人が制服着るとか…』
よ「ゲホッゴホッ」
ア「Yさん大丈夫ですか！？」
そう言えば今ご飯食べてたっけ。
よ「めっちゃビックリした」
『有り得ない。いい大人が制服着るとか』
ア「4、5年ぶりですか？」
『うん。もう嫌』
本番休みたい。
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作者名：白黒猫 | 作成日時：2016年10月5日 12時
