猗窩座になってるなんで【煉獄杏寿郎】

30 稽古の相手 ページ28

 

｢煉獄さん！わたしを鍛錬の相手に使ってください！｣

めざましく回復していく煉獄さんに提案してみた


「うむ！早速相手をしてもらおう」

即決即答、そこも素敵ですっ！鬼の強さ再生力体力、練習相手に不足ないと瞬時に判断したのだろう

嬉しい。お手伝いができる上、もしかしたら手合わせしてる時につまずいて煉獄さんの逞しいお胸にダイブしちゃったり？
キャッってなって、大丈夫かってなって///


妄想を打ち消すように、君は素流だったな、と言ってから自身は竹刀を手に持つ

竹刀を選択してくれてる優しい。と思っていたらちらっとこっちを見て木刀に持ち変え、さらには真剣に持ち変えた。なんでー


手合わせてしている煉獄さんは楽しそう。きっと体が動くことを喜んでるのかな

打ち込んでくる時、受ける時の笑ってる顔、好きっ！ゾクゾクするー


さすが炎柱、結構切り刻まれる

だけど切ったそばから再生していく。痛くない。そんな風に切ってくれてるんだ。本当に優しい


「上弦！遠慮するな！こい！」

「いんですか⁉︎ ではっ失礼します！」


嬉しさを撒き散らしながら鍛えられた逞しい胸に飛び込んだ

煉獄さんの匂いがするードキドキしていたら、べりっと体を剥がされた


「なぜこうなる！」


煉獄は遠慮せずに打ち込めと言ったつもりだが、Aは「遠慮するな、こい！(俺の中に)」と受け取った


「言葉通りですが」

「抱きつけとは言ってないだろう」


どうやら勘違いだったようだ。まあそうだわ

呆れたような目で見てくるから、首をかしげあざとく上目で見つめた


「む」


あ、反応した効果あり？


「今、可愛いって思ってくれたの？」

「ば、君、頭は大丈夫か」


わりとガチめに言われた
 

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