49 蝶屋敷・炎柱激励 ページ49
ダダダ、、、バタン
「A!大丈夫か!」
村田、四季風、本田の並びで揃って入院
!!炎柱! 派手だな、かっこいいな
いやいや風の次 炎って、バトン渡さなくていいって!
村田と本田は思った
Aの顔の両側に手を付き全身の状態を確認しながら
「派手にやられたな!」
「杏寿郎に言われたとこやられた」
「ああ、だがこれでバランスが取れた。右だけを庇わなくなる。左の怪我が格段に減る」
「うん」
上体を起こして、ここにいる者に言う
「下弦の禄によく頑張った!
君たちの勇気に敬意を払う!
怪我だらけだが必ず明日に繋がる!
今は身体を治す事を考えゆっくり休め!」
「「はい!炎柱様!」」
3人声を揃えて言う
村田は思う
感動のあまり泣きそうだ。
この兄貴感と安心感とかっこよさ半端ない
ところで四季風の事を名前で呼んでた
こいつも恐れ多くも名前で呼んでた
そして距離感がおかしい…よな
「A、また来る!やえさんには心配ないと伝えておこう」
「うん、ありがとう」
光の速さで居なくなった
「A、幼馴染みって炎柱様?」
「うん」
キラキラの瞳で嬉しそうに答える
なんて顔、炎柱の事、好きなんだ。
「 なるほど、幼馴染みか」
村田さんは心の中まで分からないみたいだ
「A、起きなよ」
ほぼ毎日、炎柱は来る
「炎柱様 来る時間だよ
起きて、A!」
「ダメだ、起きない」
「炎柱様 来たら寝たふりするか」
「だね、Aが寝てたら即帰るっしょ」
バタン
え、来た
速攻 寝たふり
やばっ、Aの方向いてしまったよ
しばらく目を瞑ってやり過ごすが
まったく 出て行く気配がない
何してんだ、うすく目を開ける
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作者名:りた | 作成日時:2021年4月18日 3時