そばに 1【煉獄杏寿郎】 (ページ46)

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46 みんなで狩りページ46

「なんであんたかな」

「…」

山に送り込んだ隊士が帰還せず
追加隊士の招集

なんかスッキリしてんだけど？
この子さっきまで沼底に沈んでた

「本田！お、四季風か！
　２人とも調子はどう」

「まずまずです！村田さん」

ほっときゃ良かったのに。
結果助けてしまった…

それが不本意で自分にイラッとして
勢いで思ってる事言ったら止まんなかった

会う事ないと思ってたら。まさかの…。

異形の鬼小さい山自体が鬼化地面から這い出る茎で攻撃本体に近い程に威力が増すので本体に近づけず

　──先発隊の情報より

指揮本田・・・・炎、戊
サブ村田・・・・水、庚

「散らばって行くか」

「先発隊がそれで行けてない。固まって行ったほうが良くない？」

「了解」

「うち先斬り込むわ」

「オケ」

　──四季風、黙ったまんまで意見なしか

「四季風、俺らの後に続け、いけるな」

うなずく

　──こいつは使えねーな

山に入り暫く行くと茎出てくる。進む程に威力増す。山の一部凹んでる所がある

「本体あれじゃないか」

「おそらく」

「茎、強くなってね？」

「村田さん横！」

間に合わない思った瞬間

ザシュ

四季風の一刀が茎を真っ二つに斬る

「わりぃ、四季風」

「問題なしです」

四季風があの位置いたの計算？…まさかね

暫くして気付く

偶然じゃない、村田さんや私の動向、茎の攻撃見極めて援護してる

…こいつ強い？

少しずつ前に進んで行く

ドン

ゴン

「お、おい茎の攻撃変わってね？

「茎から木になった」四季風が言う

ここまで結構なキズだらけのダメージ大だが四季風があまり傷を負ってない事に気付く

余計な事を考えて集中していなかった
目の前に木。やられる思った時

四季風の日輪刀が風を起こし木を飛ばし翼を守った
だが後ろの死角から木が突如飛んで四季風の左の脇を殴打する

その場でうずくまる

「ぐっぅ」

「大丈夫か！」

「だ、大丈夫」

完全に私を庇ったせい

ゴメン…

誰にも聞こえないくらい小さい声

否定した四季風に助けられ、
この子の何を、なんで、否定してた…

気分が墜ちる…