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42 炎柱・音柱 ページ42

  


任務終わり、藤の家で朝食をとり屋敷に帰る途中、前方から煉獄

誰か背負ってる、女? 洋食屋の娘か?
いや、違う。隊服…隊士か

珍しい光景にすぐさま声を掛ける


「煉獄」

「宇髄か」


何も言わないがお互いの無事を確認し合う


煉獄の背中からひょっこり顔を出す女

「おはようございます、宇髄さん」

「あ、おまえ…」

「宇髄を知っているのか」

背中のこいつに聞く
おいそこは俺に聞くだろう普通

「町で何回かド派手に会ったわ」

横から口を挟む


「まて こいつ四季風か」


炎柱が四季風という女隊士の胸ぐらを掴んだと大騒ぎになっていたが、釦を留め直していたというのが事実らしい。近くにいた奴の証言だ


「そうだ。だが君は本当にいろんな事を知っているな、感心する」


ニヤっと笑ってやる

情報収集は忍の基本だ




「知り合いなのか」

「ああ」


「どういう」

「幼馴染だ」


「そんな奴がいたとはな…隊士に?」

「ああ」


「怪我してるのか」

「いや」


「なんで 背負ってる?」

「眠いのだ」

「ふーん」


隊士になった幼馴染の隊服を 人前でド派手に直してやったという事だ

そして今は眠いという理由だけで背負ってやってる


煉獄の好きな女は、幼馴染のこいつだ


今度は間違いない

地味に間違えた洋食屋の娘
何故か噂になってる

まいいか 放っておいて
噂はそのうちおさまるだろう




「四季風、おまえ炎柱に背負われて
 いい身分だな?」


「はい!四季風の飼い主様ですので!」

笑顔。太陽にキラッと輝いてみせた




こいつも何言ってるか分かんねータイプ



 

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 炎柱   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りた | 作成日時:2021年4月18日 3時

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