33 隠し事・開廷 ページ33
任務帰りの遅めの朝、煉獄邸の玄関先を掃いていた千寿郎から、鬼を連れた隊士の裁判があるので、杏寿郎は本部に行ったと聞かされ、血の気が引いた
「カラ、カラいる?」
カァー
「本店の様子見て来て?」
「そーゆーのダメ」
ダメなのか
裁判って何するんだろう
炭治郎は、禰豆子はどうなるんだろう
考えても仕方がない
お風呂に入り、少し寝る
起きたら居ても立っても居られず
隊服に着替え取り敢えず出かけた
「カラ 、近くに炭治郎か善逸いる?」
「二人イッショ、甘味屋にイル」
「すぐ行くから待てって言って」
カァー
炭治郎の安否は確認出来た
たったたた…
「あ、来た」
「炭治郎!大丈夫?禰豆子ちゃんは?」
「A、禰豆子も俺も大丈夫」
「良かった」
それから本店での出来事を聞き
鱗滝さんと水柱様が禰豆子の為に命を懸けていることに感動し
稀血を前に耐えた禰豆子によく頑張ったと感心し
風と蛇やばいな、特に風は要警戒。
善逸と確かめ合った
「安心した 良かった 本当に」
「ありがとう。心配かけたけどお館様公認だからもう大丈夫だよ」
「うん」
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作者名:りた | 作成日時:2021年4月18日 3時