↑ わら得る ページ28
X-DAY「――それで、探してるんですね」
十露盤「はい。君達も来ます？」
恋文「あ…私達、わら得るを探してるの」
またさ「わら得る？」
黄ダルマ「俺達はよく知らないんだけど……ここの4人が言うには、わら得るの変な笑い声が聞こえたって」
ノるどん「…確証はないけど。わら得るだった気がして」
まださ「その笑い声が変、っていうか…違和感があったから、実際に会って確かめたくて」
〆ドレー「確かに、わら得るってさいたま達に懐中電灯届けに行って、戻ってくる前にピアノが鳴り出したし。気になってきて」
ケチャ「へえ……でも、俺らは」
またさ「おう。さいたま達探してっから」
まださ「そっか。でも、部屋大量だけど、見つかるか？」
十露盤「正直途方もないですが……でも、手がかりがあるから」
X-DAY「手掛かり？」
ケチャ「うん。…ちょっとね。それじゃ、もう行くよ」
黄ダルマ「お互い頑張ろうな」
またさ「おー」
またさ「さ、俺らもさっさと探すか」
十露盤「ですね」
ケチャ「えーっと…こっち」
他のメンバーと合流した他、なんの変化もないまま時間が過ぎていった。
―――
「ふー、ふんふー♪」
一人の青年が、鼻歌を歌いながら歩いていた。
「ふん♪ふーふんー♪どーこーかなー♪」
ニヒルな笑みを浮かべながら、青年は何かを探している。
「ははっ、ははははっ…」
青年は、何かに気がついた。
「あれぇ…おかしいなー、なーんか……」
青年は、一つの扉に手をかけた。
そしてゆっくり開き……
「ここだけ、変だなぁ？」
青年が扉を開けた先に待っていたのは。
別の、5人の青年達。
さいたま「っ……！？」
そう、それこそ、さいたま達だった。
きたさ「見つかっ……あれ？」
「…みんな」
成仏「わら得る！？」
今、不気味な笑みを浮かべているこの青年こそが、わら得る。
わら得る「なんで、こんなとこにいるの？」
さいたま「そっ…れは、まぁ……てか、お前こそなんで？」
わら得る「んー？はは、なんだと思う？」
きたさ「わら得る……？なんか……」
わら得る「"変"？」
きたさ「っ…！」
わら得るは乾いた笑いを零した。
わら得る「そっか、僕は変か」
成仏「わら……」
わら得る「ハッハハハハ！アハハハッ！！」
さいたま「！？」
わら得る「変、か、そうか、変かぁ」
わら得るは壊れたように笑い続けていて、5人も流石にこれには恐怖を覚えた。
きたさ「わら、え……」
わら得る「さぁ、みんな！」
わら得る「何もかもここで、おしまいにしよう！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玉の輿 - 更新お疲れ様です！最近み始めました！頑張ってください！！ (2022年6月25日 21時) (
レス) @page47 id: f69462419b (このIDを非表示/違反報告)
猫丸。(プロフ) - 名無し89533号さん» 返信ミスってわけてしまいましたが、作品が好きと言ってくださりありがとうございます！！！あまてぃあすちゃんは恐らくそのうち出ます！！！！() (2020年9月28日 12時) (レス) id: d5a03606d5 (このIDを非表示/違反報告)
猫丸。(プロフ) - 名無し89533号さん» 返信が5ヵ月(6ヵ月)ほど遅れてしまい申し訳ないです！！あと私はよづふわです！！！！！思いっきり忘れてましたすんません！！！！あまてぃあすちゃんはいます！！(出すとは言ってない) (2020年9月28日 12時) (レス) id: d5a03606d5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し89533号(プロフ) - Nesin Amatiasちゃんはいないんですか！？この作品好きなので入れて欲しいです！ (2020年4月2日 15時) (レス) id: bc685a79dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
