426 Ki 大好き ページ46
北山said
微睡みの中目を開けると
朝日に透ける白い肌
無造作に乱れた髪
艶かしくのびる細い腕
A「…みっくん?」
ゆっくりまぶたを開くと視線が重なった
A「おはよ」
にっこり笑う笑顔が可愛すぎて
そっと唇を重ねた
すると照れたようにまた微笑む
A「ねぇ、みっくん。」
こちら側に体を向ける
「ん?」
A「超好きだね♪私のこと♪」
イタズラに笑う
「は!?//なんでだよ!」
いきなりからかわれるから
昨日のことが急に恥ずかしくなってくる
A「だって自分で言ってたじゃん!
めちゃくちゃ好きって」
『すげー好き』
「うるせー//やめろ//」
A「なんでよ!
昨日のは嘘だったの?」
今度は拗ねたように言う
「嘘じゃねーよ//嘘じゃないけど//」
A「じゃあ、もう一回言って?」
甘えたように
もうコロコロ変わる表情にタジタジな俺
「なんでだよ//
あのな、男はそんな簡単に
好き好き言わないの//」
苦し紛れに返すと
ふーんって
つまらなそうに起き上がった
A「…昨日の質問。」
ベッドに腰かける
昨日の
『あいつに思い出して欲しい?』って
A「思い出さなくていい…とは
やっぱり思えない。」
…だよな
A「でも…みっくんが好き。」
『私も…みっくんが好き』
…。
A「もしも、太輔が万が一
私を思い出してくれても…
私はきっとここにいる。
みっくんといる。」
…A
いつになく真剣な表情に
いつからこんなしっかりしたのかなって…
その言葉が嬉しくて
嬉しすぎて…
「…本当に俺でいいの?」
って、また女々しく聞いてしまいたくなる
A「なんで?笑
みっくんがいいって言ってるじゃん!//
みっくんのマネ笑」
ってふわって笑う
『本当に私でいいの?』
『Aがいいんだよ』
いつかのやり取り
A「みっくん可愛い笑」
またイタズラに笑うから
「お前、からかうんじゃ…」
って、言おうとすると
A「みっくん、大好き!」
ギュッて抱きついてくるAに
戸惑いながら
でも、もうたまらなく可愛くて
たまらなく好きで
たまらなく幸せで
息苦しい程、Aを抱き締めた
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Cuz(プロフ) - はるかさん» 作者の方ではなくて申し訳ないです、、、!ももさんの小説リストを辿ってみてください!続きありますよ! (8月26日 6時) (レス) @page50 id: 0671d0725c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気に読みました。続き気になります。続きを待っています。 (6月15日 12時) (レス) @page50 id: a5101dca74 (このIDを非表示/違反報告)
c(プロフ) - 藤ヶ谷くん思い出してください、頑張って涙!そして主人公ちゃんが藤ヶ谷さんをまた受け入れてくれますように、、 (2020年4月19日 4時) (レス) id: b90a326d63 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - またお別れしちゃうのかな?切ないけどそんなお話もいいものですね。楽しみです。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: e3c85a4b1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 切なくなってきました。主人公は、みっくんと結ばれないのかな…(涙)どうか、二人を結びつけてくださいm(__)m (2020年4月10日 22時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2020年3月27日 20時