395 幸せすぎて ページ15
翌朝
目を覚ますと隣には
気持ちよさそうに寝息をたてているみっくん
『A…好きだよ』
何度も囁くみっくんの声
私…本当にみっくんと//
昨夜のことを思い出すと
恥ずかしくてたまらないけど
愛されてるって気持ちがホッコリする
光に透ける茶色い髪
寝癖になってる笑
睫毛、長ーい
超童顔笑
なんだろこの気持ち
ドキドキ…よりも
みっくんの子どもみたいな寝顔が
かわいくて
愛しいっていうのかな
先にベッドを降りて
カーテンの隙間から外を覗くと
あたりはすっかり日が昇っていた
…。
ミツ「ん〜。体痛て〜」
目を覚ましたみっくんが
伸びをしながらこちらに来ると
後ろからそっと抱きしめられた
…//
ミツ「何?緊張してんのー?♪」
ビクッて固まる私をからかう
「ベ、別に緊張なんてしてないし//」
ミツ「ふーん。」
耳元に感じるみっくんの息づかいと体温に
ドキドキが加速する//
ミツ「ねぇ…なんで俺
今まで気づかなかったんだろ。」
…?
ミツ「俺さ…子どもの頃から
お前が傍にいるのが当たり前だと思ってた。」
うん…
みっくんと私は当たり前にずっと傍にいた
それは、幼馴染みとしてで…
ミツ「でも…なんか奇跡だなって。」
奇跡
『奇跡だよね』
…。
ミツ「好きな人が
自分を好きになってくれるとか…//
なんかマジで、幸せすぎて怖い」
顔を見なくても分かる
みっくん、今すごい照れてる//
幸せすぎ…みっくんの言葉に
体中から幸せが溢れそう
でも…
「…怖い?」
ミツ「うん…。
A…ずっとここに居て。
絶対に大事にするから。」
いつになく真面目なみっくんの言葉に
愛されてるって、ここに居ていいんだって…
なんか…
「私も…今…すっごく幸せ//」
自然に溢れた言葉
太輔の記憶が失くなって以来
こんなに穏やかに朝を迎えられたのは
初めてだった
ミツ「ヤバイ//
今のめちゃくちゃかわいい//」
首もとに顔をうずめるから
「くすぐったいよ笑」
って、振り向くと
ミツ「な、なんだよ//」
「だって、顔が赤い笑」
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Cuz(プロフ) - はるかさん» 作者の方ではなくて申し訳ないです、、、!ももさんの小説リストを辿ってみてください!続きありますよ! (8月26日 6時) (レス) @page50 id: 0671d0725c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気に読みました。続き気になります。続きを待っています。 (6月15日 12時) (レス) @page50 id: a5101dca74 (このIDを非表示/違反報告)
c(プロフ) - 藤ヶ谷くん思い出してください、頑張って涙!そして主人公ちゃんが藤ヶ谷さんをまた受け入れてくれますように、、 (2020年4月19日 4時) (レス) id: b90a326d63 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - またお別れしちゃうのかな?切ないけどそんなお話もいいものですね。楽しみです。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: e3c85a4b1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 切なくなってきました。主人公は、みっくんと結ばれないのかな…(涙)どうか、二人を結びつけてくださいm(__)m (2020年4月10日 22時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2020年3月27日 20時