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381 私のため ページ1

太「俺の彼女…

婚約者っていうのかな。






もうすぐ子どもが生まれるんだ。」






そう話す太輔の横ではにかむ咲良さん





何も知らない千ちゃんが動揺してるのが見えた






他のメンバーはただ言葉を失っているだけで…






思いっきり傷ついてんじゃん…私








『…ガヤを諦められてないんでしょ?』







ニカ「彼女!?え!?

いや、子ども!?」







何度も問いかけるニカちゃんが私を見る






なんで?なんで?って







でも誰も何も言わないのは

太輔の記憶喪失を知っているから






だとしても…





やっぱり太輔は…






…。







ダメだよ…私






わかってるくせに…こんな風に傷ついたりして







ニカ「全然、意味分かんないんだけど!

なんで?何言ってんの?ガヤ!

だって、ガヤは…」






あ…






ミツ「ニーカーちゃん?

ちょっとこっち来ようかー。」






会話を遮ったのはみっくんだった






ニカちゃんの肩を抱いて席を離れた







宮田「ま、みんなで乾杯しよー」






空気を変えようと乾杯する







玉「Aちゃんのためだよ。

ミツ」






私のため…







「気まずくならないように…?」







玉「ん〜50点」






「50点?」







玉「知ってるからだよ。

Aちゃんの気持ち。」







『諦められてないんでしょ?』







玉「ガヤの記憶が壊れないように。」








『無理に思い出させようとすると

記憶が壊れてしまうかもしれない』







咲良さんの隣で楽しそうに笑う太輔








…。








太輔の記憶が壊れたら…

本当にもう二度と私を思い出してくれなくなる









だから…みっくんは…








玉「大切にされてんね。」






冷やかすように笑う





…。








ミツ「お待たせー。」






そこへニカちゃんを連れて戻ってきた






少しおとなしくなるニカちゃん



と、全然変わらないみっくん







この中で本当のことを知らないのは

太輔一人だけ







ううん…違うのかな






本当のことを知らなかったのは

私たちの方なのかもしれない






…。

382 みっくんの存在→



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設定タグ:藤ヶ谷太輔 , 北山宏光 , kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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Cuz(プロフ) - はるかさん» 作者の方ではなくて申し訳ないです、、、!ももさんの小説リストを辿ってみてください!続きありますよ! (8月26日 6時) (レス) @page50 id: 0671d0725c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気に読みました。続き気になります。続きを待っています。 (6月15日 12時) (レス) @page50 id: a5101dca74 (このIDを非表示/違反報告)
c(プロフ) - 藤ヶ谷くん思い出してください、頑張って涙!そして主人公ちゃんが藤ヶ谷さんをまた受け入れてくれますように、、 (2020年4月19日 4時) (レス) id: b90a326d63 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - またお別れしちゃうのかな?切ないけどそんなお話もいいものですね。楽しみです。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: e3c85a4b1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 切なくなってきました。主人公は、みっくんと結ばれないのかな…(涙)どうか、二人を結びつけてくださいm(__)m (2020年4月10日 22時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2020年3月27日 20時

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