505 イヤリング ページ13
ミツ「片想いです。
俺の。
今日も無理言って玉森さんにお願いして…。」
すみませんって
ス「そうだったんですか//」
みっくんの思いがけない告白に赤面する
トントン
愛美「お久しぶりです。
ご準備よろしいですか？」
扉の近くに立ち尽くす太輔の後ろから
入ってきたのは愛美さん
「あ、こんにちは//
よろしくお願いします//」
あわてて挨拶する私とみっくんを交互に見て
愛美「では、参りましょう。」
って、なんかそっけない
愛美「藤ヶ谷さんもご一緒に。」
愛美さんの後ろを太輔
その後ろをみっくん、私と続く
太輔…全然こっち見てくれない
一方的に断っておきながら
そんなことを思いながら足早に歩く
「キャ//」
慣れないドレスの裾につま付いた
ミツ「おい、大丈夫か？」
腕を捕まれると、一瞬であの夜の体温が蘇った
…//
ミツ「もー仕方ねーな。」
って、私の手をとると
前を歩いていた2人がこちらを振り向いた
なんか…気まずい
だってさっきだって…
これじゃまるで
本当にみっくんと付き合ってるみたい//
愛美「藤ヶ谷さん
Aさんのエスコートお願いします。
北山さんはこちらへ。」
彼女の指示でしぶしぶ先を歩くみっくん
と、私に寄り添う太輔
太「大丈夫？」
差し出してくれた手
…。
太「こっちの方がいいか」
手を出さない私の後ろに回ると
そっとドレスの裾を持った
先を行く２人の後ろを、ゆっくり太輔と歩く
…。
…。
『話したい』
何度も言ってくれた太輔と結局話さずじまい
何も言わない太輔の熱が
背中から伝わってくるみたいだった
なんかもう
すごく悪いことをしてるみたいで息苦しい
チャペルに着くと
大勢のスタッフに緊張が高まる
愛美「北山さん、Aさんお願いします。」
そう言われ
みっくんの待つ祭壇の方へ歩き出す
太「Aちゃん。」
腕を引かれた
…//
太「髪…」
そっと直すと
その指が伝うように降りてきて
耳もとで揺れるイヤリングに触れた
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かみりーな(プロフ) - お帰りなさい！続きが楽しみです！ (2020年3月29日 12時) (
レス) id: 1856802e71 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 涙が止まりません…。やっと二人が前にすすめる予感 (2020年3月27日 0時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - あぁー(TT)泣いちゃいました（ ; ; ） (2020年3月26日 23時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - 更新待ってました！これからも楽しみにしてます、ももさんのペースで頑張ってください！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - わぁ~ (T_T) 更新めちゃくちゃ待ってました！ ありがとうございます (T_T) ももさんのペースでまた更新頂ければ嬉しいです☆♪ (2020年3月25日 23時) (レス) id: 9bf00cb10a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年10月7日 20時
