517 彼女 ページ26
…。
「こんにちは。体調どうですか？」
その反応に合わせて会話する
太「大丈夫です。
あと１週間程でひとまず
退院できるんじゃないかって…」
「そうですか。…よかった」
他人行儀な私たちを不思議そうに見てるふたり
萌「もしかして…藤ヶ谷先輩
覚えてないの？
…Aちゃんのこと。」
耳打ちする萌ちゃんに静かに頷いた
宮田「え…そんな…。
ガヤさん！Aちゃんのこと…」
「待ってください！
あの…それは…」
口走りそうになる先輩を制止すると
ガラ
扉が開いて現れたのは、やっぱり咲良さん
咲良「こんにちは。太輔のお友達ですか？
お見舞いありがとうございます。
Aちゃんもまた来てくれたのね」
って…
突然現れた彼女にとりあえず頭を下げる
咲良「太輔、着替えここに入れておくね。
それから、頼まれてたの買ってきたよ」
慣れた様子でベッド脇の棚に
服をしまいながら話しかける
萌「あの…藤ヶ谷先輩のご家族の方ですか？」
状況がつかめない萌ちゃんが聞く
咲良「あ、ごめんなさい//
私、太輔の幼馴染みの咲良です。
太輔のお母さんに頼まれて
毎日お世話に来てるの」
萌「あ、そうだったんだ…幼馴染み。
よかった…」
その言葉に反応するみたく
太「…彼女。」
…。
太「幼馴染みで…俺の彼女。」
…。
宮田「彼女！？」
思わず聞き返した宮田先輩が
こちらを振り向いた
気まずくて視線をはずす
咲良「太輔//
わざわざそんなこと言わなくても//
すみません//」
…。
宮田「いや、ガヤさん…彼女って…」
口をつぐむから、多分思い出したんだと思った
『ガヤが女の子と部屋から出てきた』
…。
…。
宮田「ま、でもとにかく
思ったより元気そうでよかった！」
ね！って萌ちゃんと顔を見合わせる
太「ありがとう。
しばらく迷惑かけるけど
よろしく頼みます。」
宮田「おう！心配するな！
任せてくださいよー」
いつもみたく明るく会話すると
じゃあなーって、萌ちゃんと
見送りの咲良さんと3人が先に部屋を出る
…。
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かみりーな(プロフ) - お帰りなさい！続きが楽しみです！ (2020年3月29日 12時) (
レス) id: 1856802e71 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 涙が止まりません…。やっと二人が前にすすめる予感 (2020年3月27日 0時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - あぁー(TT)泣いちゃいました（ ; ; ） (2020年3月26日 23時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - 更新待ってました！これからも楽しみにしてます、ももさんのペースで頑張ってください！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - わぁ~ (T_T) 更新めちゃくちゃ待ってました！ ありがとうございます (T_T) ももさんのペースでまた更新頂ければ嬉しいです☆♪ (2020年3月25日 23時) (レス) id: 9bf00cb10a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年10月7日 20時
