486 サッカー ページ42
連れて来られたのは
都内の高級焼肉店
「え//
こんなとこ、私そんなにお金持ってないよ」
ミツ「いーから。」
ここ最高にうまいんだよねー。
って、迷いなく店に入っていった
「ん、おいし!」
一口頬張ると口の中でお肉が溶けていく
ミツ「だろー?♪」
って得意気
めったに食べられない焼肉を
堪能して店を出ると
ミツ「マジ腹一杯。
まだ日もあるし…腹ごなしにどっか行くか。」
って、また連れてこられたのは
ミツ「サッカー、やる?」
みっくんがたまに子どもたちに
サッカーを教えてる河原のグラウンド
昼下がりの空気はなんだかとても穏やかで
その光景に思い出すのは、太輔とのバスケット
…。
ミツ「はい!」
「え!?」
みっくんが蹴ったボールが跳んできたけど
大きく空振り
ミツ「力入りすぎ笑」
キャーキャー言いながら何度かボールを蹴った
ミツ「なぁ!」
数メートル先からみっくんが呼ぶ
「何?」
ミツ「1対1しよーぜ!」
1対1って…
ボールのとり合い?
そうこうしてるうちに
みっくんがドリブルしながら走って来た
それを取ろうとしていると
「キャー//」
ドシーン
なにかにつまずいて転んでしまった
あれ?…痛くない
と思ったら
ミツ「痛てー。お前なー。」
下敷きになってるみっくん
「わ//ごめん//」
ミツ「骨折れたかも。」
「ごめんって//」
ミツ「無茶なんだよ、お前は。」
立ち上がりながら、痛てーって
「だって、サッカーなんて
普段やらないし…痛。」
ミツ「ん?足?」
土手まで連れて行ってくれたみっくんが
ベンチに座る私の前にひざまずいた
「痛い//」
右足首
ミツ「あー、ちょっとひねった?」
応急手当てをしてもらって
帰りの車に乗り込む
ミツ「歩けるか?」
アパートの前の階段
普通の道はさほど問題はない
でも階段はちょっと辛い
ミツ「はい。」
そんな私を見て
前に回り込んで背中を差し出した
え//おんぶ?
「いい//」
ミツ「なんで?」
「だって、絶対重いって言うじゃん//」
ミツ「はぁ?なんだよそれ。
いーから。早くしろ」
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もも(プロフ) - 玲さん» いつもありがとうございます☆久々に舞い戻って参りました笑。分かりやすく嫌な奴です(^^;ちゃんと渉さんを大事にしろ!と言いたいところですが、ぐちゃぐちゃしてしまうのが物語(T-T)これからもお付き合いください(^.^) (2019年9月18日 19時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - あ〜!!出てきましたねラスボス〜!!しかも物凄い爆弾を抱えて再登場、、さすがですラスボス。主ちゃんと藤ヶ谷先輩にとって、つらくて悲しいターンがやって来そうですね。。切ないけれど面白いので楽しみですっ (2019年9月18日 19時) (レス) id: b7c4bcac2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2019年9月14日 9時