389 帰って来ないから ページ43
12月25日
太輔の部屋を出て、自宅へ戻ると
え…え!?
アパートの階段の前で手すりに
もたれるように座り込んでる…
いや、倒れてる?
「みっくん!」
なんで!?どうしたの!?
けがは…してないよね
喧嘩とかじゃない
覗きこんで確認する
と…
バサ…バサバサ…
え…え!?危な//
ドテーン!
みっくんが、倒れかかってくるから
思い切りしりもちを着いた
「なに?なんなのよー//
みっくん!//」
ん?…あれ?…
なんか熱い?
「みっくん?みっくん!?」
ミツ「悪い…」
吐く息がすごく熱い
「熱…あるんじゃない?」
なんとかみっくんを部屋まで運んで
ベッドまで連れていく
「なんでよ。あんなところで何してたの?」
苦しそうに目を閉じるみっくんに聞く
ミツ「待ってた。お前のこと。」
やっと吐き出すみたいに言う
待ってたって…私を?
「なんで?」
いや、本当になんで?
だって、昨日はクリスマスイヴだったよね?
え、子どもの頃のクリスマスの朝の恒例行事?
いや、そんなわけないでしょ//
いや、じゃあ…
ミツ「お前が帰って来ないから。」
え?は?益々意味が分からないんですけど…
「…何か私に用事だった?
て、いうか美紀さんは?」
デートとか…
ミツ「フラれた。」
…え…え!?
「なんで!?」
なんで、なんで!?
だってプロポーズしてたよね?
結婚する予定だったよね?
2人の間に何があったのか…
この一瞬では全然想像がつかない
ミツ「…んー。さぁ。」
って、流すと苦しそうに目を細めた
「熱…計るね。体温計…」
ミツ「お前は?昨日…」
体温計を探していると後ろから話しかけられる
「○○のクリスマスマーケット
すっごく可愛かったんだよ。
みっくん行ったことある?
あ…あった。」
聞かれたから答えただけ
体温計を持ってみっくんの元へ
シャツのボタンに手をかけると
ミツ「これ、見たことない。」
太輔に貰った腕時計に触れる
…//
「これは、昨日…
太輔がプレゼントしてくれたの//
お揃い…なんだ//」
って言ってハッとした
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ゆうか(プロフ) - はじめまして!この作品なファンになりました!読んでいてすっごく楽しいです!キュンキュンするし、切ないし...わたしは太輔と結ばれてほしいです!やっと太輔への気持ちに気づいた主人公ちゃんにはこのまま太輔と結ばれてほしいなと。これから続き読みます! (2019年9月26日 4時) (レス) id: 4633c77970 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます☆美紀さんとはしばらくお別れですが、また先々登場するかもしれません(^^;みっくんがとうとう動き始めます(^^) (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 美紀さん最後までいい女ですね泣美紀さんの決断に涙が止まりません。美紀さんにも絶対に幸せになってほしいです。 (2019年8月28日 7時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - きたみなさん» コメントありがとうございます☆本当にやっとですね(^^;これからも波乱の展開はありますが、見守ってくださいね(^^) (2019年8月28日 5時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
きたみな(プロフ) - やっと、、やっと!!!という思いともどかしさとで続きが気になります、、(^o^) (2019年8月28日 1時) (レス) id: 06cdfedc0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2019年8月12日 21時