367 愛美さん ページ21
翌日
会社に行くと太輔の姿が無い
「宮田先輩、今日藤ヶ谷先輩は…」
宮田「あ、ガヤさんねー
昨日から調子悪いみたいで休んでるよ。」
え、昨日から…知らなかった
あ、そっか…私昨日は一日
出張で会社には来なかった
毎日会社で会うから
頻繁に携帯でやりとりするわけでもないし…
宮田「知らなかったの？」
そう聞かれて頷くと
宮田「お見舞い、行ってあげな。」
って、言われてその夜
仕事が終わってから太輔のアパートに向かった
近くのコンビニで飲み物と
食べられるものを買い込んで太輔のアパートへ
お見舞いに行くというのに
私の心は弾んでいた
やっと気づくことができたこの想いを
太輔に伝えよう
一日でも１分でも早く
ちゃんと顔を合わせて伝えたい
ずっとそう思っていた
ピンポーン…
少し緊張しながらインターフォンを鳴らす
ガチャ…
太輔…//
「こんばんは。」
え…なんで…
扉を開けたのは___愛美さん
愛美「お見舞いに来てくれたの？」
私が持っていたコンビニの袋を見る
「…はい。」
来てくれたって…
まるで…私の太輔って言ってるみたいな…
愛美「太輔、今シャワー浴びてる。」
シャワー…
きっと、それは普通の意味
なのに、変なことを想像してしまう程
愛美さんの様子は自然だった
『私…太輔が好き』
『太輔に告白した』
…。
愛美「ちょっと…外で話しませんか？」
そう言われて、アパートの階段を降りた
愛美「私…太輔に言いました。
今も太輔が好きだって。
ずっと後悔してたって。」
告白…
…。
愛美「太輔は気持ちには応えられないって。」
その言葉にホッとした
愛美「でも、きっと太輔は
私を嫌がってはないと思う。
だって…泊めてくれたの」
え？
愛美「少し前。
それに今回だって…熱が出たって
あなたじゃなくて、私に連絡くれたし。」
その言葉にハッとした
そうだ…
愛美さんがここに居るということは…
太輔から連絡を貰ったということで…
愛美さんがここで看病している間
私はなにも知らなくて
何も知らされてなくて…
きっと、あのときの太輔の気持ちだと思った
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ゆうか(プロフ) - はじめまして！この作品なファンになりました！読んでいてすっごく楽しいです！キュンキュンするし、切ないし...わたしは太輔と結ばれてほしいです！やっと太輔への気持ちに気づいた主人公ちゃんにはこのまま太輔と結ばれてほしいなと。これから続き読みます！ (2019年9月26日 4時) (
レス) id: 4633c77970 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます☆美紀さんとはしばらくお別れですが、また先々登場するかもしれません(^^;みっくんがとうとう動き始めます(^^) (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 美紀さん最後までいい女ですね泣美紀さんの決断に涙が止まりません。美紀さんにも絶対に幸せになってほしいです。 (2019年8月28日 7時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - きたみなさん» コメントありがとうございます☆本当にやっとですね(^^;これからも波乱の展開はありますが、見守ってくださいね(^^) (2019年8月28日 5時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
きたみな(プロフ) - やっと、、やっと！！！という思いともどかしさとで続きが気になります、、(^o^) (2019年8月28日 1時) (レス) id: 06cdfedc0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年8月12日 21時
