168 高級店 ページ25
玉「やっぱりね(笑)
つーか、俺はガヤのことじゃなくて
Aちゃんのこと言ったつもり
だったんだけどなー」
少し拗ねたような横顔
私のこと？……仕事してる姿がいいってこと……
「あ、ありがとうございます……///」
仕事を誉めてもらえるのは素直に嬉しい
そんな私を見て優しく笑った
そんな話をしているうちに
目的の店の前に着いた
いかにも高級そうな店構えに緊張する
玉「行こ！」
おじけずく私を気にせず、サラリと車を降りた
こんなお店なら、なかなか若いお客さんは
寄り付かないだろうな……
だとしても、私と二人で入るなんて……
リスクありすぎじゃ……
と思っている私を尻目に
玉森さんはどんどん店の中へ
それを小走りに追いかけた
店員「いらっしゃいませ。こんばんは。
あ、玉森様、おひさしぶりです。
ようこそお越しくださいました。」
誰も居ない店内
いかにも高級ジュエリーshopというような
黒のスーツにまとめ髪……
ばっちりメイクをした美人の店員さん
玉「こんにちはー。
あ、今日ね、この子にアクセサリー紹介して
欲しいんですけど……」
馴れた感じで答えると
いつもの流れというように奥の部屋に案内された
玉「座ろ？」
オロオロと立ち尽くす私を促した
太輔の好きなブランド……だもんね
私なんかで手が届くかな……
玉森さんは……いつも通りリラックスしてる
所詮庶民の私は太輔とも玉森さんとも
住む世界がちがうんだよね……なんて……
店員「お待たせしました。
こちらなんてどうですか？
新作のリングとネックレスです。」
そう言って差し出されたのは
ゴールドの細身の円に透明な石があしらわれた
デザインのリングと華奢なゴールドの
ネックレス……小さな星があしらわれている
「かわいい……」
思わず漏れた心の声
店員「このリングとネックレスは
別々にもつけられるんですけど
ネックレスに通して付けて頂くのも
少し雰囲気が違って素敵ですよ」
私の反応に嬉しそうに話し出した
「あ、でも今日は私のものじゃなくて……」
玉「この子の彼氏さんへのプレゼントを
探しに来たんです。
すみません……紛らわしかったかな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 879人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ak○って - 明らかにばればれです。勝手にださないでもらいたい。いい気はしないです。 (9月8日 15時) (
レス) @page45 id: 0a0105a918 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - シャララちゃんさん» ありがとうございます(^w^)がんばりまーす♪ (2017年7月20日 6時) (レス) id: d5c8d33727 (このIDを非表示/違反報告)
シャララちゃん - 更新毎日楽しみにしています！！頑張ってください。 (2017年7月20日 1時) (レス) id: 08f8a0f09a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも
| 作成日時：2017年7月6日 4時
