136 友だち ページ42
何より玉森さんはスーパーアイドル……
私なんかが連絡していいわけない
玉「また何か余計なこと考えてんでしょ？(笑)
考えすぎ。俺ら友だちじゃん？
素直になればいいんだよ。今日みたいにね。」
頭をポンポンとする
「友だち……///」
その言葉がすごく嬉しかった
私にとっても玉森さんは大事な人
友だち……そう言ってもらえると
少し負い目を感じた今日のことも
許してもらえるような気がした
「ありがとうございます。
玉森さんて本当にいい人ですね」
玉「そう？(笑)
全然いい人じゃないけどねー(笑)
じゃあ、ゆっくり休んで。」
そう言うと部屋を出て言った
玉森さんの居なくなった部屋に一人
少し寂しくなったけど
玉ちゃんベア……ミニタマ？……が目に入った
手に取ると玉森さんの香り
一人じゃない気がして落ち着く
お風呂に入ろうと脱衣徐へ
鏡にうつる自分を見ると
……！
胸元と首もとに残る赤い痕
あの男の人につけられたんだ
おろした髪が揺れる度に見え隠れした
きっと知っていたのに
何も言わないでいてくれたんだ
知られているって確信すると……
すごくはずかしくもなった
でも、ただただ優しい玉森さんの存在に
すごく救われる
彼の優しい笑顔を思い出す
玉ちゃんは、やっぱり天使……
そんな言葉がぴったりな人なんて思った
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作者名：もも
| 作成日時：2017年6月20日 14時
