127 愛ちゃんの誘い ページ33
それから１ヶ月程した頃
愛ちゃんから連絡があった
あの海の日以来、愛ちゃんと私と彩は
何かとグループLINEで連絡をとっていた
別にたいした用事とかじゃなくて
キスマイのテレビの内容とか……
まぁ、他愛もない話
みっくん担の彩と玉ちゃん担の愛ちゃんと
ガヤ担の私たちはとても気があった
時間が合ったときはご飯に行ったり……
と言っても
まだ一回しか行けてないんだけど……
愛ちゃんがすごく普通に来てくれて驚いた
そんな愛ちゃんから
グループLINEじゃなくて、私だけに連絡……
珍しいな……と思ったら、クラブへの誘いだった
太輔と玉森さんと出会ったクラブ
二人が居るからというものだった
そして、約束の日
午後からオフがとれたという愛ちゃんに
誘われていつも行くという
会員制のアパレルショップへ
入り口からオシャレなそのお店は
愛ちゃんが好きそうなガーリーなものから
大人可愛い洋服まで……
靴やバッグの小物も充実していた
普段は自分のお店のようなシンプルな
洋服が多い私
スカートやワンピースは滅多に着ることが
なかった
女の子らしい服に憧れはあったけど
普段の雰囲気と違う分なかなか一歩を
踏み出せなかった
だから、愛ちゃんのお供……
程度に洋服を見ていると
愛「Aちゃん！Aちゃん！
これなんかどうかな？♪」
持ってきたのは、ショート丈のワンピース
ふんわりとした薄いグリーンが
まるで妖精さんのような可愛らしいイメージだ
「あ、うん‼愛ちゃんに似合いそう！」
愛「あ、違う！違う！
Aちゃんに着て欲しいなって♪」
「え！？///私！？///」
愛「うんうん♪
ほら、今日久々みんなでクラブじゃん？
ちょっとセクシーかわいく変身して
太ちゃんを驚かせてみよーかなーって♪
ね？着てみて！着てみて！」
確かにイメチェンだけど……
と、戸惑ってる間に試着室に案内されて
とりあえず着替えてみた
愛「かわいー♪やっぱり似合う〜♪
あ、この靴どう？このバッグとか？♪」
ポンポンと色々、小物を持ってきて
コーディネートしていく
あれよあれよという間に
トータルコーディネート
ヘアメイクまでしてくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 824人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも
| 作成日時：2017年6月20日 14時
