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119 Tsaid どこにも行かないで ページ24
玉森said
やべ……明日に響くわ
下の階のベッドに寝ていたのは安井とミツ
寝床を求めてロフトに上がると彩ちゃん
ガヤ、そしとAちゃんが眠っていた
その隣に愛と並んで横になった
目を閉じるけど
寝床が変わるとやっぱり落ち着かなくて
なかなか寝付けない
寝返りをうったり背中をストレッチしたり
どれぐらい時間が経ったか
隣の愛はスースーと寝息をたてている
ダメだ……眠れない
諦めて水を飲みに行こうと体を起こした
何気なく隣に横になっているガヤを見ると
ガヤにそっと寄り添うようにして
Aちゃんが眠っていた
彼女の小さな手がガヤのシャツを掴んでいる
なんだかその手が、どこにも行かないで……
そう言ってるように見えて少しだけ胸が痛んだ
……。
……。
ただガヤを好きになっただけ……
何も知らない彼女の寝顔はすごく穏やかで
優しくて……少しだけ切なかった
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作者名:もも | 作成日時:2017年6月20日 14時