116 Tsaid 初H ページ21
玉森said
花火を終えてみんなで部屋に戻る
星が降りだしそうな空
静かに響く波の音
いつもの公園も好きだけど夜の海も好きだった
目の前にただただ広がる水面が
何もかも沈めていくようで……
じっと見つめてしまう
一人で海を眺めていると
しばらくして愛が戻ってきた
愛「裕太♪はい♪」
コテージから持ってきたビールを
差し出してくれた
愛「今日はすっごく楽しかったねー♪
まさか太ちゃんたちに会うなんて
思ってなかったけど、大人数で
BBQとか花火とか最高だったー♪」
いつもの調子でいまだにはしゃいでる
テンションの持続性(笑)
「そうだねー。愛が楽しそうでよかったよ」
愛「うん♪彩ちゃんもAちゃんも
すごくいい子で
なんか安心して色んな話しできちゃった♪」
「色んな話って？」
愛「裕太とのこと……とか？///」
「え、やめろよ(笑)恥ずかしいから(笑)
つーか二人にも迷惑だし」
女子って好きだよなー……そういう話
愛「えーいいじゃん！
だって裕太のこと相談できるような
友だち居ないんだもん！」
拗ねている
ま……そうだけど
愛のグループは俺らと違って
人数すげー多いし
誰が聞いてるかも分からないしな
「別にいいけど……ほどほどにな。」
軽く嗜めた
愛「彩ちゃんとAちゃんの
話も聞いたよ〜♪
彩ちゃんはみっくんの大ファンなんだって〜♪
でーAちゃんは……太ちゃんと〜♪」
もったいつけるような言いかた
……。
……。
「なんだよ？」
愛「初H ……
寸前までしちゃったらしいよ〜♪」
「は！？え！？///
お前ら何の話してんだよ！///」
思わず声が出てしまった
酒の勢い？///
女の子でもそんな話すんのか？///
愛「あ、今想像してたでしょー！」
愛に頬を軽くつままれた
「痛っ。想像なんてしてねーから//」
と言いつつ若干、図星な俺
だって、純白ガールがよくさせたなーって
……初めてなわけだし色々……//
つーか、なんでガヤ
最後までしなかったんだろうとか……
だってガヤだよ？
愛「あーあ。裕太、最低。」
ほっぺを膨らまして
分かりやすく怒ってるポーズ……
ヤキモチか？(笑)
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作者名：もも
| 作成日時：2017年6月20日 14時
