108 安井食堂 ページ13
愛「そんなことないよ！！
作るよ！たまに……」
仲良さそう(笑)
彩「普段は？愛ちゃんはおうちで……」
愛「全然やらないから
現場でお弁当貰ってきたり
食べなかったり……
あとは、安井食堂だよね？♪」
「安井食堂？」
愛「うん♪
たまに、謙太郎んちに食べに行ったり♪」
安「おい！うちを勝手に食堂にすんな！」
そう言われてつっこんでる
本当に仲が良さそうだ(笑)
……。
でも、安井食堂って二人きりで！？
安井君のおうちでご飯食べるの！？
だって、それって玉森さんは……
いや、待てよ？
太輔は食事は浮気じゃないって言ってたし……
ということはこれはセーフなのか？
……
……セーフなのか……
仲良さそうな二人の会話をよそに
考え出すと止まらない私
ダメだ……
なんか色々わけ分からなくなってきちゃった
その時
北「どうも〜お待たせしました♪
みんなの北山でーす♪」
ドアの方から声がして振り向くと
何やら荷物をたくさんもった北山さんだった
愛「あ、みっくんだ〜♪遅ーい！」
え！？え！？北山さん！？
昼間、彩が北山さんにメールしたのを
すっかり忘れてた
え！？来ることになってたの！？
と、驚いて彩を見ると私以上に驚いている
北山「おい安井！
連絡してんだから電話に出ろ！
道に迷って遅くなったの
お前のせいだからなー！」
安「あれ？本当だ(笑)すみません(笑)」
携帯を確認した
北「あ、Aちゃーん♪と彩ちゃん♪
お待たせー。」
私たちのところへ来た
彩「すみませんでした///
いきなりメールなんて///」
恥ずかしそうにうつむく
北「あ、いいのいいの！
最初から間に合えば来ようと思ってたし！
それに……これ見たらねー♪」
メールに添付されていたのは
太輔がサーフィンしてるのを見つめる私の横顔
なにこれ///いつの間に///
北「藤ヶ谷に、これ見せにきちゃった♪」
ニヤリ顔
「え！？//ちょっといいですから！///」
携帯を奪おうとしていると
玉「あ、ミツだー。来れたんだねー」
窓からこちらを覗いた
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作者名：もも
| 作成日時：2017年6月20日 14時
