検索窓
今日:10 hit、昨日:12 hit、合計:433,844 hit

130 ヤバイやつ ページ36

部屋の隅のソファに腰かけて一人で

お酒を飲んでいた







「ねぇ!一人?よかったら一緒に飲まない?」








見知らぬ若い男性に声をかけられた







細身で背が高い

整った顔だちにオシャレなファッション

モデルさんとか?……いや、またジュニアの子?







本当にこのバーのレベルの高さには驚かされる







「……はい。……今は」






男「今は?(笑)」







「友達と来たんですけど……

ちょっと居ずらくて……」








男「へー(笑)そっか!じゃあ、俺と飲もう♪」








そう言うと私の隣に座り

持ってきたお酒を私にすすめた









お酒が回りはじめていた私は

一人で居るのも嫌で

少しだけならと何の躊躇もなく彼と飲み始めた






それから少しすると酔いがいよいよ回ってきた







男「ねぇねぇ。奥の部屋に俺の友だちも

居るんだけど、そっちで飲まない?」








思考回路が停止気味の私は

男性の誘いにためらいなくついていった








カラオケボックスの扉を連想させるような

ガラス窓から中が見えるようになっている







中には数人の男性……






ガチャ







「あ、おせーじゃん!」








「ごめんごめん。

でも、とびっきり可愛い子

見つけてきたから♪」








「あ、本当だー♪

おねえさん、読者モデルとか?」







一人の男性が近づいてきた








「いえ……アパレルで働いてます///」









「アパレルか〜♪今日のファッションも

可愛いね〜♪この鎖骨のラインとか最高♪」






そう言うとイヤらしく指先で胸元をなぞった







「やっ///」






驚いて思わず声が出てしまう







「やって(笑)その声、誘ってんの?」







また別の男性が近づいてくると

私をソファへ沈めた








「綺麗なラインしてんねー。肌も柔らかい」







そう言うと太ももを撫で上げる








「ちょ///やめてください///」








払いのけようとするけど

なかなかどいてくれないどころか

負い被さってきた







それを周りから楽しそうに見ている






何これ!?……ヤバイやつじゃん







怖くて無意識に体が震える








「震えてんの?可愛いー(笑)

大丈夫。痛くしないから」








……!








唇にキスされそうになったのを

咄嗟によけると、反応を楽しむみたく笑い

首筋に吸い付かれた







痛っ

131 こっちの方がいい→←129 不似合いの場所



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (319 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
823人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔 , kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もも | 作成日時:2017年6月20日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。