90 反省 ページ44
太「本当本当！
決して誕生日にお弁当なんて
お母さんと息子みたいだなー
なんて思ってません！(笑)」
笑ってるし、絶対に思ってるし……
そりゃそうだよ……自分でもそう思ってたもん
……。
太「はい……笑って本当にすみませんでした。」
胸を落ち着けてペコリと頭を下げた
「もう、いいもん！
太輔には絶対、もうご飯作らないから！」
太「なんでよ！ごめんって〜。
今度、俺にも作ってね♪」
……///
さすがアイドルのおねだりに一瞬で
骨抜きにされてしまう
お弁当なんて作ってしまったことが
なんだか恥ずかしくなってしまったけれど
暗めだった空気が一気に
どこかへ飛んでいったから、まぁいいか
太「あ、ねぇねぇ。
俺もバレンタインのお礼したいんだけど
何かリクエストある？
できることなら、何でもいいよ♪」
ご機嫌に話し出した
「んー……そうだな。
じゃあ、お出掛けがしたい！！
海！
太輔がサーフィンしてるとこが見たいな♪」
いつもたいていうちで会っていた私たち……
すぐに出てきたのが普段は
気軽にできないお出掛けだった
太「あーお出掛けね。海デートか……」
その反応を見て、ハッとした
スーパーアイドル キスマイの藤ヶ谷太輔と
海でデートしたいなんて……無理に決まってる
スーパーアイドル キスマイの藤ヶ谷太輔と
海でデートしたいなんて……無理に決まってる
己の図々しさを呪った
「あ、やっぱりやめた！
やっぱりあれが欲しい！香水！
前に太輔が付けてくれたやつ！」
咄嗟に思い出したのは彼が前に一度
つけてくれた水色の香水
一緒に居られなくても太輔の匂いを
感じられる香水が、今一番欲しいものだった
これだったら、きっと太輔のこと困らせないし
太「あー。あれね。そっかー。あれはねー。
うん。分かった！考えとくわ」
何かを迷ったのかすこし間をおいて返事をした
それからは、いつも通り
テレビを見たり話をしたりしながら過ごした
こんな風に過ごせる自体
奇跡みたいなことなのに
どんどん贅沢になっていっちゃうんだな
時間って恐ろしい……
太輔が居てくれることをもっと感謝しなくちゃ
今日はちょっぴり反省した
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もも(プロフ) - 奈津実さん» コメントありがとうございます(^-^)玉ちゃんが実際にどんな人か分かりませんが、なんとなく優しくしてくれそうなイメージがあるので(笑)ぜひ、末永くお付き合いください♪ (2017年7月2日 21時) (
レス) id: d5c8d33727 (このIDを非表示/違反報告)
奈津実(プロフ) - 玉森君がカッコよすぎる！本当に好きですwちょっと最後玉と付き合ってくれーーってなりましたwこれからの関係楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2017年7月2日 2時) (レス) id: bbafc2d582 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ミィさん» コメントありがとうございます。そうですね。太輔君が後悔するときが来そうです(>_<)まだまだ序章ですが、これから少しずつ３人の気持ちが変化していきます。末永くお付き合いください(^w^) (2017年6月20日 19時) (レス) id: d5c8d33727 (このIDを非表示/違反報告)
ミィ(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいています。純粋な主人公ちゃん、かわいいですね。純粋なだけに、太輔くんの本当のことがわかってしまったら、すごく傷つきそうで、ハラハラしながら読んでます。これからも楽しみにしています (2017年6月20日 16時) (レス) id: deebce4b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2017年6月5日 8時
