89 玉の？ ページ43
それからまた数日して
いつものように太輔が
仕事の後会いに来てくれた
「ご飯は？何か作ろうか？」
太「あ、うん。
今日は軽く食べてきたから大丈夫。
ありがとう」
話しながらリビングに通した
キッチンでいつものように
飲み物を用意していると
太「あれ？これ……玉のじゃない？」
太輔の目線の先には雑貨と
一緒に棚に並んでいる玉ちゃんベア
「あ、うん///この前くれたの。
誕生日とかバレンタインのお礼にって……」
……。
太「へー。そうなんだ。」
何か言いたげにみえる横顔
「可愛いよね！
メンバーカラーってのもいいし。
でも、全部白で統一なんだよね？
玉森さんが言ってた。」
太「そうだね。」
……。
いつもより口数が少ない太輔
「太輔のは？ピンクなの？
かわいいんだろうなー。ピンクのくまさん♪」
なんとなく沈んでいるような空気を
変えたくて、わざと明るくいってみた
太輔「悪い。俺のは親戚の子どもに
あげちゃった。聞けばよかったね」
口調はいつもみたく優しいのに
なんとなく違う感じ……私の考えすぎかな
……。
太輔「てか、バレンタイン？誕生日って？」
「あ、うん。バレンタインは太輔のために
作ったチョコレートケーキの試作品を
あげたの……何かのお礼に。
誕生日は……お肉が欲しいって言ってたから
お弁当を……」
それを聞いて、何か考えるように
黙りこんだ太輔がブハっと吹き出した
太「いや……ごめん。
バレンタインはさ、まぁ分かるけど
誕生日に弁当って……発想が豊かというか(笑)
……で、玉は？食べてくれたの？」
「……たぶん。
唐揚げが美味しかったって
言ってくれたから///」
そう答えると、更に面白そうに笑った
太「そかそか(笑)
玉、食べてくれたんだ(笑)」
「やっぱり……変だったかな？」
気にしていた分
若干凹む私
太「変じゃないって(笑)
ただ、あの玉ちゃんがどんな顔して
食べたのかなーって想像したら
面白かっただけ(笑)」
「……。」
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もも(プロフ) - 奈津実さん» コメントありがとうございます(^-^)玉ちゃんが実際にどんな人か分かりませんが、なんとなく優しくしてくれそうなイメージがあるので(笑)ぜひ、末永くお付き合いください♪ (2017年7月2日 21時) (
レス) id: d5c8d33727 (このIDを非表示/違反報告)
奈津実(プロフ) - 玉森君がカッコよすぎる！本当に好きですwちょっと最後玉と付き合ってくれーーってなりましたwこれからの関係楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2017年7月2日 2時) (レス) id: bbafc2d582 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ミィさん» コメントありがとうございます。そうですね。太輔君が後悔するときが来そうです(>_<)まだまだ序章ですが、これから少しずつ３人の気持ちが変化していきます。末永くお付き合いください(^w^) (2017年6月20日 19時) (レス) id: d5c8d33727 (このIDを非表示/違反報告)
ミィ(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいています。純粋な主人公ちゃん、かわいいですね。純粋なだけに、太輔くんの本当のことがわかってしまったら、すごく傷つきそうで、ハラハラしながら読んでます。これからも楽しみにしています (2017年6月20日 16時) (レス) id: deebce4b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2017年6月5日 8時
