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5 みっくんの彼女 ページ6

確かに私と噂になるなんて

みっくんからしたら嫌だったよね







みつ「まーた、すぐへこむー。



別にお前のこと

お荷物なんて思ってないよ?」







若干へこむ私を覗き込むから

本当に?って見ると






みつ「……ちょっとしか。」





……。





「はぁー!!//ちょっとしかって

やっぱりちょっと思ってんじゃん!//」








ムキになる私に、嘘嘘〜(笑)って

ケタケタ笑う








もう///




って、思いながら、こんなみっくんが大好き







アパートに着いて、外階段を登っていくと

部屋の前に一人の女性が立っていた






きちんとした大人カジュアルな服装の女性







長くてきれいな黒髪のロングヘアが印象的だ








みつ「美紀?」


みっくんがそう言うと








美紀「宏光、電話したのに。」


って、その女性がみっくんに歩み寄った







宏光……







顔が広いみっくんのことだから、

ただの女友だち







そう思おうとしたけど

無理があるってすぐに分かった









みつ「悪い。気づかなかったわ。」



そう言いながらみっくんもまた彼女に近付く







みっくんの少し後ろで

ふたりのやりとりを見るしかない私








みつ「あ、そうだ。

この間話してた幼馴染みのA」







それに気づいたみっくんが

彼女に私を紹介した







「こんばんは//」




少しだけふたりに近付いて、軽く頭を下げる






みつ「で、こちらが、友だちの……

いや、彼女の美紀。」





友だち……そう言ってから

すぐに隠す必要ないもんなって言い直した







美紀「こんばんは。

あなたがAちゃんか!

宏光からよく話聞いてるよ♪



想像通り、カワイー♪」







人懐っこくフワッて笑うと

整った顔立ちが緩んで優しい雰囲気になる







彼女……みっくんの好きな人







みっくんに彼女がいたことは

今までも何回もあった








どちらかというと

ロングカールヘアでお嬢様というよりは

ギャルというくくりに入りそうな人が

多かった気がする








だから、直感的に気づいてしまう

きっと本気なんだって





だって、みっくんの好きなタイプとは

全然違う気がしたから







今までの彼女たちが本気じゃなかった

わけじゃないと思うけど







社会人3年目のみっくんが結婚……

という言葉を意識してるんだろうなって

思うような人

6 みっくんの彼女→←4 思い出



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もも(プロフ) - ミィさん» コメントありがとうございます☆そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)私自身が切ないのが好きで…現実にはきついですが、物語なので( ̄∇ ̄*)ゞこれからも気長にお付き合いください(*^^*) (2019年5月6日 21時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
ミィ(プロフ) - 新作、嬉しいです。ももさんの作品は切ないものが多いですが、とても大好きです。今回は最初からもう、切なくて・・・今後も楽しみにしていますね。 (2019年5月6日 17時) (レス) id: 1dbee522b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2019年5月5日 0時

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