46 彩 ページ47
それから2週間
街はバレンタインムード一色
大切な人のためにチョコを選ぶ
女の子たちで華やいでいた
太輔は毎日のように連絡をくれて
超多忙な中1週間に1度は
頑張って会う時間をつくってくれていた
そんな今日はバレンタインに向けて
彩とチョコレートケーキの練習
というのも
太輔がチョコレートケーキが好きだと
何かの雑誌に書いてあったからだ
彼氏に手作りするなんて初めてで
迷惑がられるんじゃないかとか思いつつ
好きな人を想って料理をする幸せを
かみしめていた
彩「太pとは最近どうなのー?♪
毎日連絡してる?
会いに来てくれるのー?」
久しぶりに会う彩からの質問攻め
「うん///ほとんど毎日、連絡くれるし
週に一回は会いに来てくれるよ///」
彩「へー♪そっか!
太pもチャラいって噂あったけど
真面目に付き合ってるんだね♪」
さばさばした性格の彩
チャラい噂とか簡単に言ってしまう(笑)
彩「それにさ、あれ」
テレビの脇に置いてあった黒いマフラーを
指差した
彩「あれ、太pの?見かけないから。
私物置いてくとか
なんか本当に付き合ってんだねー♪」
あ……
「それは太輔のじゃないの……」
彩「あー新しく買ったの??」
「いや……その……」
やましいことなんてないけど
ちょっと言いずらい
彩「ん?……まさか他にも男!?」
口ごもる私に容赦なくつっこむ
なんて説明したら誤解を招かずに済むのか……
考えていると
彩「玉森裕太」
淡々としたトーン
「え!?///」
思わず反応してしまった
彩「え、はぁ??
A、玉ちゃんともそういう関係なの!?」
声が大きいよ//
かまかけられたー
「違うって!///えっと……その……」
玉森さんとの公園でのことを話した
彩「……ふーん。そっかー。
玉ちゃんにも気に入られてるわけね。」
畏まった言い方
「そんなんじゃないよ///
玉森さんとは何でもないし……
彼女居るみたいだし」
あ……ヤバ
と思ったときには遅かった
彩「玉ちゃん、彼女居るの!?
いや、あれだけ王子で
居ないわけないけどさー↓」
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もも(プロフ) - ともさん» いつもありがとうございます☆リクエスト……なかなか余裕が無いのですが……参考程度にお聞きかせください(^-^) (2018年1月29日 23時) (レス) id: d5c8d33727 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも更新楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2018年1月29日 22時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2017年5月18日 10時