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#51 ページ2

としみつSide






としみつ「よし、Aに告ろう。」


そう決めたはいいもののもう7月を回っていた


花火大会…か。誘ってみっか。


その時に告ろう。


としみつ「A〜」


『ん?』


としみつ「8/4にさー、岡崎の花火大会あるやん?」


『あるねぇ』


としみつ「行く人おらんかったら一緒に行かん?」


『いいの?行きたい!!』


としみつ「じゃあ決まり。17:30に東岡崎んとこで」


『了解。めっちゃ楽しみ!』


よかった。喜んでくれた。


二人か…浴衣着てこう



〜8月4日〜


ついに今日か…


結局誰にもAが好きだ言わずに来たこの日。


りょうぐらいには言っときゃよかったな


ま、いっか。どうせ散るし


17:20東岡崎。少し早いかや。10分前ってw


『あ、としみつー!!』


え?びっくりして声のするほうを見ると浴衣を着たAが駆け寄ってきた


いや、浴衣可愛すぎんか。女子すぎ。首元やばって何見てんだ、俺。


としみつ「じゃ、行こっか。」


『うん!』


その後はいつもみたいに喋りながら回った


としみつ「屋台少なっ」


『ま、花火メインだからね笑』


そして終わりがけのころ俺はAを少し離れたとこに連れてきた。


としみつ「ここめっちゃ花火綺麗らしいよ」


『穴場じゃん。やるやんとしみつ笑』


彼女連れてきたかったよね、とA


としみつ「いや、ここ調べたのAのためだから。」


『え、そうなの…?』


としみつ「おう。あのな、俺な、Aが好きなんだ。」


『え……??』


としみつ「再開した時くらいからかもしれん」


『ありがとう。でも、ごめんっ…!』


やっぱり。


としみつ「A、てつやのこと好きだら?」


『…そう、みたいだね…、』


としみつ「がんばれ。」


『ありがとう…』


と涙流すA


としみつ「…なんで泣いてんの?!」


『ごめんね、私、としみつに迷惑かけてばっか…』


としみつ「そんなことねえよ。」


ギュッ


『…?!』


としみつ「大丈夫だから。ほら、ね」


『ううっ…ありがと…う…』


やっぱりフラレた。でもてつやなら安心。


上手くいってほしい



『今日はありがとね』


としみつ「おう、また明日な」


『じゃーねー』


家に帰ったあと、俺は家で泣いていた。

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さし(プロフ) - 好きな作品だったので少し寂しいです。。。素晴らしい作品をありがとうございました!! (2018年3月31日 2時) (レス) id: c7b14e3f96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タイショ→ | 作成日時:2018年2月7日 0時

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